日高線 鵡川―様似 116kmの廃止日を繰り上げ2021年4月1日に

2020.12.31

大正時代に開業した2つの軽便鉄道、苫小牧軽便鉄道と日高拓殖鉄道がルーツの日高線 苫小牧~様似 146.5km。

このうち鵡川(むかわ)から先、様似までの116kmは、2015年から重なった災害で不通。鵡川~静内、静内~様似の2系統で代行バスがつないでいる。

JR北海道はことし10月27日、日高線 鵡川~様似 を2021年11月1日に廃止すると国土交通省に届け出ていた。

国土交通省は、この廃止届出について、鉄道事業法第28条の2第2項の規定にもとづき2020年12月8日、路線の廃止を行った場合の「公衆の利便の確保」に関する意見を聴取した。

その結果、国はJR北海道に対し、「廃止の日を2021年4月1日に繰り上げたとしても公衆の利便を阻害するおそれがないと認める」と通達。当初より7か月、廃止を繰り上げる。

18駅を廃止、18駅を自治体へ移管

JR北海道は2021年、この日高線 鵡川~様似の廃止のほか、道内18駅を廃止。さらに18駅を自治体による維持管理に移行する。

2021年春に廃止する駅は、函館線 伊納(旭川市)、宗谷線 南比布 北比布(比布町)、東六線 北剣淵(剣淵町)、下士別(士別市)、北星(名寄市)、南美深 紋穂内 豊清水(美深町)、安牛 上幌延(幌延町)、徳満(豊富町)、石北線 北日ノ出(旭川市)、将軍山(当麻町)、東雲(上川町)、生野(遠軽町)、釧網線 南斜里(斜里町)。

自治体による維持管理に移行する駅は、宗谷線 蘭留(比布町)、塩狩(和寒町)、日進 智北(名寄市)、恩根内(美深町)、天塩川温泉 咲来 筬島(音威子府村)、佐久 歌内(中川町)、問寒別 糠南 雄信内 南幌延 下沼(幌延町)、兜沼(豊富町)、抜海(稚内市) 石北線 瀬戸瀬(遠軽町)。

さらに根室線 音別(釧路市)を無人化する。


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