12SHINJUKUでのシェアオフィス=イメージ=

京王グループで不動産事業を手掛ける・リビタは、新宿駅に直結したシェアオフィスビル「12SHINJUKU(ジュウニ・シンジュク)」にリモートワーク応援プランを設定した。

12SHINJUKUは、国道20号(甲州街道)に面した12階建てのビルで、JR新宿駅新南口の近隣。新宿駅の総合バスターミナル・バスタ新宿の南隣で、京王グループが所有する。ターミナル駅の立地を生かそうと、2018年からリビタが管理運営を手掛け、スタートアップ(ベンチャー)企業やテレワークに対応するオフィスビルに仕立てた。

今回は新企画としてコロナ禍を受けた働き方改革にマッチする「リモートワーク応援プラン」を用意。法人向けのほか、個人向けのプラン、さらに一時利用のレンタルプランを設定した。館内は一般的なオフィスビルのような事務所スペースのほか、8階には約200平方メートルのラウンジがあり、入居者は打ち合わせなどに利用できる。

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オフィスは、原則50平方メートル超の完全個室。机やいすなどの家具付きなので、すぐに業務開始できる。もちろん、高速インターネットの接続環境も装備。通常のオフィスは退去時に原状回復が求められるが、リモートワーク応援プラン限定の特典として回復が免除される。フリーデスクを利用できる個人向けはプランは月額2万5000円(税別)からと、起業家などに最適だ。

リビタは東京電力が出資して2005年に設立されたが、東日本大震災後の2011年に京王電鉄が東電株の多くを譲り受けて京王グループに入った。建物のリノベーション(大規模改装)が専門で、マンション、オフィスのほか、東京や金沢で宿泊客が地域住民と交流できるシェアホテル事業を手掛ける。

文:上里夏生
(画像:リビタ)