国鉄が指定したボディカラーのひとつ、ぶどう色2号。

国鉄時代につくられた旧型客車や電気機関車、旧型電車などに採用された茶色のぶどう色2号は、登場当時の117系や、JR西日本の223系の茶色帯などにも引き継がれ、いま関東私鉄でも“復活”している。

「鉄道産業文化遺産の保存と活用」を目的のひとつとして、SL運転を行う東武鉄道は、14系客車 スハフ14-5 を、このぶどう色2号に変更。別の客車も順次、ぶどう色2号に塗り替える。

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1編成全車両をぶどう色2号で塗装した編成での運行をめざし、「日光・鬼怒川エリア観光コンテンツのひとつとして、多様な楽しみ方を提案していく」。

また当面は、既存のブルーと茶色の新旧塗装混成編成で、6月19日から営業運転に入る。

いっぽう現在復元作業中の、東武鉄道3機目の蒸気機関車 C11形123号機 が、SLの心臓部であるボイラーの修繕作業が終了し、5月26日に修繕現場のサッパボイラから、南栗橋SL検修庫に搬入。ことし冬の復元を目指し、復元作業を継続していく。

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