山陽線 兵庫―新長田にある超芸術トマソン的な“純粋分岐”

2021.06.05

赤瀬川原平が生きていたら、この山陽線 兵庫~新長田にある妙な分岐は、超芸術トマソンとして“純粋分岐”なんて名づけてたか―――。

現場は新長田駅から高架の線路沿い海側を、兵庫駅にむけて歩き、神戸市立長田中学校を通り抜けたあたり。須川通5丁目交差点付近。

ここに、山陽線から海側へ分岐するような分岐構造がある。

この付近は、山陽線 方向別複々線(外側線・内側線)が終わる西端付近で、その海側にもう1本、和田岬線 兵庫駅のりばに続く線路が敷かれている。

画像↑↑↑はちょうど10年前の2011年、その“純粋分岐”を背にして新長田駅をむいている光景。和田岬線を行く103系が、たまたま待機していた。

そして“純粋分岐”な構造が、これ↓↓↓

この分岐は、その和田岬線へと続く5本目の線路から分岐するようにつくられている。

トマソン的な“純粋分岐”は、超芸術ではなく、和田岬線へとつながる予定だった。

いま和田岬線は、兵庫駅の東海道線下り線方向から分岐し、直角以上にぐるっとカーブして、海側へとむかう。

かつては、新長田駅寄りの東海道線上り線方向から分岐し、この“純粋分岐”を経て、和田岬線へと連絡する計画があった。

完成すれば、東海道線・和田岬線・連絡線で三角線を構成していたはず。

連絡線のルートはGoogleマップでもなんとなくみてとれる。“純粋分岐”の先をたどると、和田岬線にむけてまっすぐに梅ケ香公園がある。このあたりが、連絡線の跡地。

その先、運河をわたると、レオパレス21LAHAINAという建物がある。このあたりに連絡線のカーブする線路があって、さらにその先で和田岬線の線路と合流していた。

◆和田岬線と兵庫運河が交わる和田旋回橋、国内最古の鉄道可動橋
https://tetsudo-ch.com/11402646.html

◆歴代 こだま を担った新幹線0系と在来線特急形181系、兵庫運河のほとりに隠れたフォトスポット
https://tetsudo-ch.com/11366628.html


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