東武300系350型1本が廃車、私鉄急行形車両が絶滅寸前

2021.06.04

シンプルな直線基調の端正な顔、リクライニングしない固定式回転シート、分散式クーラー、前面パノラミックウィンドウ、唸るモータ音……。

東武の急行形車両、1800系がベースの300系がいま、絶滅寸前。

6月に入り、東武300系の4両編成版350型352Fが、自走で東武鉄道資材管理センター北館林解体所へむかった。おそらく廃車か。

東武300系は、1969年から日本車輌製造・ナニワ工機・アルナ工機がつくった1800系が廃車されるのにあわせ、1800系4本を改造し、6両編成版300型2本、4両編成版350型3本に仕立てたモデル。

今回、北館林解体所へむかった352Fは、1800系6両編成2本から4両編成に改造した3本のうちでも、中間車を先頭車化した編成で、ファンの注目を集めた。

300系6両編成版300型は2017年に全廃。4両編成版350型が今回1本廃車になり、残すは350型4両2本だけに。

いま350型の定期運用は、土休日のみ運転の特急 きりふり だけ。さらに残る2本とも数年後に全般検査をむかえる時期にさしかかり、今後のゆくえが気になるところ。

画像は6両編成版300型が健在のころ、2011年3月の東武ジャンクツアーという臨時列車で走った光景。最下画像の赤い電車が1800系。

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