鉄輪式リニアモーター車の先駆け、大阪市70系の“入院先”

2021.06.10

都営地下鉄大江戸線、神戸市営地下鉄海岸線、福岡市地下鉄七隈線、Osaka Metro 今里筋線、横浜市営地下鉄グリーンライン、仙台市地下鉄東西線に共通するのは、鉄輪式リニアモーターカー。

その先駆けといえる路線が、営業路線として日本初の鉄輪式リニアモーターカーとして走り出した Osaka Metro 長堀鶴見緑地線。

この長堀鶴見緑地線を行く70系4両編成は、国内旅客営業鉄道車両初の鉄輪式リニアモーター駆動車。

1990年代に日本車輌製造・アルナ工機・近畿車輛・川崎重工業で25編成100両がつくられた。

この70系、経年20年を経た2010年代から更新工事が始まり、現在も順次更新が行わている。

この更新工事を担当する会社が、大阪車輌工業

鉄道車両やバスの製造・改造・更新・修繕、大型照明塔、情報表示システムの製作・据付などを行なう大阪車輌工業は、2025大阪・関西万博の延伸構想などで注目を集める夢洲のひとつ南側、大阪市住之江区南港東に本社を構えるメーカー。

今回の70系更新工事では、対象車両を鶴見検車場からトレーラーで陸送する。画像↑↑↑は2012年の70系。

更新後は後期モデルと同様のカラーになり、VVVFインバータ制御素子がGTOサイリスタからIGBTに変更、微妙な音色も変えている。

また大阪車輌工業は、こうした車体更新工事のほか、名古屋市営地下鉄5000形のアルゼンチン・ブエノスアイレス地下鉄譲渡むけ整備や、和歌山電鐵2270系のおもちゃ電車・いちご電車などへの改造といった実績を積んでいる。


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