山陽新幹線 新下関で上り列車が誤入線、下りホームから再出発
山陽新幹線 新下関駅で7月9日 8時40分ごろ、博多発 岡山行き こだま 842号が、本来新下関駅3番のりばに停車するところ、上り通過線に入線した。JR西日本が公表した。
時刻表でみると、こだま 842号は500系8両編成。公表によれば、当時のこだま 842号には73名の乗客がいて、こだま 842号は、大雨の影響で広島~新岩国駅で運転を見合わせていたことから、定刻の54分遅れでひとつ前の小倉を発車した。
この日、こだま 842号は、新下関に8時40分ごろ接近、新下関駅3番のりばに停車するところ、上り通過線に入線したため、運転士は直ちに列車を停止さた。
下りホームへいったん転線し再出発
その後、こだま 842号は、上り通過線から、ホームのある下り線1番のりばまで転線し、9時48分に新下関1番のりばで乗降を開始。10時00分に新下関駅を発車した。
新下関駅 新幹線ホームは、上りが単式ホーム1面1線(3番のりば)、下りが島式ホーム1面2線(1・2番のりば)。そのホームの間に上下通過線が敷かれている。
今回の通過線への誤入線の原因は、指令員が進路の取扱いを誤ったためという。同社は指令員に対し進路の取り扱いについて指導を徹底するとも伝えていた。
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(画像:JR西日本)