京都市街を地下で南北に結ぶ、京都市営地下鉄 烏丸線 国際会館〜竹田 13.7km。

この烏丸線に開業当時から走り続けている10系に、7月中旬から廃車が発生している。

これにあわせるように、烏丸線むけ新型車両が近畿車輛から出場し、10系廃車車両と同じようにトレーラーで陸送が始まっている。

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10系は、1980年に近畿車輛でつくった1・2次車と、日立製作所でつくった3次車以降が存在し、6両編成で烏丸線と直通先の近鉄京都線を走っている。

京都市交通局は、「開業当初導入の01~09編成が更新時期となるため、今年度から5年かけて、順次新型車両へ更新していく」と6月に伝えていることから、烏丸線 新型車両はことしか来春から走り出す見込み。

烏丸線を行く10系は、車体長20メートル級でアルミニウム合金製。近畿車輛で最近出てきた同様の車両では、東武鉄道 メトロ日比谷線直通70000系などがそれにちかい。

前面のルックスやシングルアームパンタグラフなど、東武70000系と烏丸線 新型車両で似てる点もあるようにみえる。

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(画像:京都市交通局)