明治は、倉敷工場で製造しているザバス(粉末プロテイン)を埼玉県内同社倉庫へ送るルートの約770km部分を、トラック輸送からJR貨物列車にモーダルシフトする。

同社製品の輸送としては初めてのオートフロアコンテナを採用し、9月27日から貨物列車輸送に切り替える。

オートフロアコンテナは、荷台の床を電動でスライドさせるための装置。荷物を荷室の入口に積み、床ごと奥にスライドさせることで、荷室の奥まで荷物を移動できる。

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こうしたメリットから、積み降ろし時に荷室内で作業を行うことなく荷室の奥まで積み込みを行うことができ、作業時間を短縮し、業務の効率化が図れるほか、作業者の業務負担の軽減につながる。

今回の貨物列車へのモーダルシフトとオートフロアコンテナ活用で、CO2排出量を年間13t削減(削減率70%)し、商品の積みおろし作業の省力化、物流業務の効率化を図る。

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画像:明治
記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/