アルピコ交通で行く秋の北アルプス、代行バスが発着する渚駅で蒸気機関車や電気機関車の姿を妄想!
東京からE353系 特急あずさで2時間半。北アルプスへの玄関口、松本。
この松本から、乗鞍岳や上高地へとアプローチするローカル鉄道が、アルピコ交通 上高地線。
いま紅葉の秋、ベストシーズンをむかえた北アルプスにむけて、上高地線に乗って出かけるとき、ちょっと違った視点で車窓を愛でるのも、あり。
上高地線の線路は松本駅から分岐するように延び、国道158号 野麦街道に沿って、北アルプス南端へむけて西へ。20パーミルを超える上り勾配が続く。
いま上高地線は、松本駅のすぐ南にある田川橋りょうが2021年8月豪雨で傾いたことから、松本~渚の間はバスが代行して走っている(↑↑↑画像)
電車が待つ渚駅へバスでむかうさいに、想像したいのが↓↓↓
渚駅には国鉄車両も姿をみせたヤードがあった!
10月14日は #鉄道の日 。昭和40年頃の上高地線渚駅構内は、国鉄から蒸気機関車が乗り入れてきてとても賑わっていたようです。同じころの新村駅では、国鉄のディーゼルカーが試運転をしていたようで、国鉄のディーゼルカー、モハ10形より一回り大きく見えますね。 #アルピコ交通 #上高地線 #渕東なぎさ pic.twitter.com/FKOMt2wnBH
— 渕東なぎさ【アルピコ交通公式】 (@Nagisa_Endo) October 14, 2021
これ、渕東なぎさ【アルピコ交通公式】Twitter が10月14日 鉄道の日に公開した画像。
「昭和40年頃の上高地線渚駅構内は、国鉄から蒸気機関車が乗り入れてきてとても賑わっていたようです」
「同じころの新村駅では、国鉄のディーゼルカーが試運転をしていたようで、国鉄のディーゼルカー、モハ10形より一回り大きく見えますね」(アルピコ交通)
渚駅構内には、国鉄D51形蒸気機関車が引く貨物列車や、岳南鉄道へ譲渡された松本電気鉄道ED40形電気機関車と想われる姿がある。
松本電鉄が貨物列車を走らせていたころ、国鉄と松本電鉄の間での貨物の送受は、ここ渚駅で行われていたという。
また、アルピコ交通上高地線の車両基地がある新村駅には、国鉄気動車も乗り入れていたというのも、びっくり。
―――こうした渚駅留置線は、駅から奈良井川にむけて、本線南側にあった。いま、その形跡はみつからない。
いよいよ秋のベストシーズンをむかえる北アルプス。そのアプローチでアルピコ交通の電車に乗ったら、渚駅ホームからかつての留置線の姿を、想像してみて。
画像:アルピコ交通 / 鉄道チャンネル
記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/)