福島交通、会津乗合自動車、茨城交通の高速バス・路線バスが、12月24日から、Visaのタッチ決済、PayPay・Alipay・LINE Pay・楽天Pay・J-Coin Pay に対応。キャッシュレス決済で、ピッとやってバスに乗れるようになる。

J-Coin Pay は福島交通、会津バスのみに対応。

今回のキャッシュレス決済対応路線は、次のとおり。

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◆福島交通

福島~仙台

須賀川・郡山~仙台

福島~いわき

いわき~郡山~会津若松

◆会津乗合自動車

いわき~郡山~会津若松

まちなか周遊バス(ハイカラさん、あかべえ)

定期観光バス

◆茨城交通

笠間・益子~秋葉原

コンパクトな端末、多区間運賃対応

みちのりホールディングス・福島交通・会津乗合自動車・茨城交通・三井住友カード・Visa・小田原機器がすすめてきたVisaタッチ決済・QRコード決済は、コンパクトな端末・多区間運賃への対応などが特徴。

高速バス車両の乗降口にタブレット端末を設置し、「Visaのタッチ決済」か「QRコード決済」かいずれかを選択し決済。そのほかの外付けデバイスは不要で、バス車内でのコンパクトな端末設置を実現した。

また、多区間運賃にも対応。途中停留所から乗車する客の現金準備や両替の負担を軽減し、スムーズに乗降でき、各キャッシュレス決済が展開する還元やポイントなどで、ユーザ側にもメリットがある。

カードやモバイル端末をリーダにかざしたり、画面をスキャンするだけで乗車できることから、利用者の利便性向上とともに、運転士と乗客の接触がないことで新型コロナウイルス感染予防対策としても有効。

こうした実績を重ね、今後は地方のローカル鉄道などへ波及する見込み。