画像は2021年12月30日、小湊鐵道 五井駅・五井機関区。駅前道路からみた光景。

オーストリア プラッサー&トイラー社製マルチプルタイタンパー 09-16 CSM がいるのがわかる。車体には交通建設と記されている。

このマルチプルタイタンパー 09-16 CSM 、Googleマップなどをみると、JR総武線・成田線の佐倉駅付近にいた交通建設マルタイ 09-16 CSM と同じ車両と想われる。

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このマルタイがあった地は、佐倉駅留置線(旧佐倉客貨車区)付近。Googleマップで「35.709408, 140.239390」で検索してストリートビューでみると、それらしき車両がいる。

Google Earth では、2022年時点でそれらしき車両がいない。

もうひとつ気になるのは、この小湊鐵道 五井機関区にいるマルチプルタイタンパー 09-16 CSM が、どこから入ってきたかという点。

これまで外から小湊鉄道線に入ってくる車両、たとえばキハ40形気動車などは京葉臨海鉄道 千葉貨物駅までJR貨物機関車などで運ばれ、そこから陸送で小湊鉄道線 上総山田駅へ向かい、クレーンで同線の線路上にのる。

この交通建設マルタイ 09-16 CSM は一時期、いすみ鉄道いすみ線と小湊鉄道線が接続する上総中野駅に留置されていた。

仮に佐倉に留置されていた交通建設マルタイ 09-16 CSM が、小湊鐵道 五井機関区にやってきたとすると、どういう経路で入ってきたか!?

小湊鉄道線とJR内房線が接続する五井は、両線を行き来できる連絡線がないことから、いすみ鉄道側から入ってきたか。

仮にいすみ鉄道側から入ったとすると、総武線や外房線を介して、いすみ線とJR外房線が接続する大原駅を経由して入ってきたか? いろいろ妄想してしまう……。