久慈川に沿って、水戸と郡山をゆっくり結ぶローカル線―――水郡線。

2019年10月の台風みまわれ甚大な被害を受け、復活をめざして尽力し全線運転再開したのが2021年3月27日。

そこから1年がたつのにあわせ、水郡線では3月26・27日の2日間、12系客車とDE10形ディーゼル機関車による快速 水郡線復旧記念感謝号(全車指定席)が走る。

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3月26日は水戸から郡山へ。1号が水戸10:10発 常陸大子11:26着。3号が常陸大子13:29発 郡山15:17着。

3月27日は郡山から水戸へ。2号が郡山10:30発 常陸大子12:45着。4号が常陸大子15:23発 水戸16:59着。

JR東日本の12系客車を使うとなると、高崎車両センター所属のくるまを3両組成するか。画像は同センター所属のスハフ12 162。

また、DE10形ディーゼル機関車も、おそらく高崎車両センターの1500番台が駆り出される見込み。

かつてはSL奥久慈号や奥久慈清流ライン号など、旧型客車+ディーゼル機関車、12系客車+蒸気機関車といった列車も走った水郡線。

久慈川に沿ってことんことんと行く、12系客車列車の時間。窓を開けて風を感じて、列車交換の時間も体感したい―――。

快速 水郡線復旧記念感謝号(全車指定席)指定席券発売日まで1か月を切ったいま、JR東日本 春の臨時列車 快速 水郡線復旧記念感謝号にも注目してみて。

◆DE10と12系客車3両で「水郡線復旧記念感謝号」3/26&27運転
https://tetsudo-ch.com/12129725.html

◆DE11形ディーゼル機関車が目立たずひっそり絶滅危惧種に
https://tetsudo-ch.com/12137771.html

◆東武鉄道 DE10 けん引 客車列車、会津田島へ営業運転 初乗り入れで気になること
https://tetsudo-ch.com/12129115.html