青函トンネルを完成させた〝鉄道魂〟 鉄道・運輸機構と鉄建建設が「土木広報大賞2021」受賞 鉄道をつくる仕事を情報発信【コラム】

2022.04.09

1971年の本工事起工式は本州側の青森県三厩村(現・外ヶ浜町)で行われました。外ヶ浜町には「青函トンネル記念館」があります(画像は鉄道建設・運輸施設整備支援機構 記録映画「青函トンネル」から)

今回は鉄道業界発、広報活動の話題。といってもJRや大手私鉄の企業PRでなく、列車が走る前、鉄道建設分野の情報発信です。土木学会が主催する「土木広報大賞2021」の表彰セレモニーが2022年3月28日、東京・四谷の学会本部で開かれ、鉄道業界からは鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が「技術者向け工事記録を世界の人々へ伝えたい『青函トンネル』から」で映像・メディア部門の準優秀部門賞、鉄建建設が「鉄道土木の安全・安心と魅力を発信」で企画部門の同じ準優秀部門賞を受賞しました。

田中里沙選考委員長(事業構想大学院大学学長、左)から表彰を受ける鉄道・運輸機構の田村直親総務部広報課長(右)(筆者撮影)

土木学会の主要メンバーは大学や研究機関の研究者、民間では建設会社(ゼネコン)やコンサルタントです。普段は表に出る機会の少ない業界ですが、テレビで企業イメージCMを流すゼネコンも増えています。ここでは受賞作から「青函トンネル」をキーワードに、鉄道・運輸機構技術陣の熱い思いをご紹介。後半は、鉄道建設に実績を持つ鉄建建設の社会貢献活動を取り上げます。

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