元住吉検車区で公開された「東急グループ100周年トレイン」目黒線3020系(6両編成)

2022年4月10日(日)、「東急グループ100周年トレイン」の車両撮影会ならびに出発式が行われた。

東急グループは、1922年9月2日の目黒蒲田電鉄創立から今年で100周年を迎える。「東急グループ100周年トレイン」は、これを記念し、過去最大規模の全7路線で運行する特別企画列車だ。

100周年ロゴのヘッドマークを掲出
車体には当該ロゴをモチーフとしたデザインのラッピングを施した

4月10日(日)の目黒線3020系を皮切りに、池上線7000系、田園都市線2020系、世田谷線300系、東横線5050系、東急多摩川線7000系、大井町線9000系と順次運行を開始する。運行期間は2023年3月末まで。

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目黒線、田園都市線、東横線、大井町線の4路線では、100周年記念ロゴをモチーフとした車体ラッピングを実施する。ラッピングデザインには、「これまでの100年に対するお客様への感謝の気持ちに、これからもともに美しい時代を創っていこうという想いを載せた、『未来志向の感謝』」を込めたという。

車内は100周年らしく、東急グループの事業や車両を紹介するポスター類でジャックする(こちらは7路線全てで実施)。たとえば「TOKYU 百年絵巻」と題した黄色のポスターシリーズでは東急グループの事業の歴史を、「TOKYU TRAIN HISTORY」と題した赤のポスターシリーズでは、開業当時から今に至るまでの東急の車両を紹介する。また中づりやドアステッカーには、100周年ロゴを配した記念広告を掲出する。

東急グループ100周年トレイン内装
車両の歴史を紹介するポスターシリーズ「TOKYU TRAIN HISTORY」
東急グループの事業の歴史を紹介する「TOKYU 百年絵巻」
目黒線のみ、「田園調布の100年」と題して事業の歴史を紹介するポスターシリーズも展開する

※注:今回ラッピング対象となった目黒線3020系は6両編成だが、期間中に当該編成が8両編成化された場合は、追加される2両にも同様のラッピングを施す。