ここは島根県雲南市木次町。木次線の人気観光列車「奥出雲おろち号」が発着する、木次駅。

木次駅は、ホームの東側に車両基地(木次鉄道部・米キス)がある。

午後便の備後落合12:57発→木次15:57着の列車で木次駅で降りたら、そのまま続行列車で移動してしまうのは、もったいない!

駅を降りてみて、この木次鉄道部のまわりをゆっくり歩く“鉄時間”も、おすすめ。

今回は、無事木次駅に帰還した奥出雲おろち号が、木次鉄道部の車庫へと入っていく姿をみてみる。

奥出雲おろち号 午後便は、DE10形ディーゼル機関車1161が先頭で、木次駅 駅舎側の1番線に入ってくる。

客を降ろし、車内点検などを終えると、いったん逆走して備後落合方の東小路踏切の先、朱色のらんかんが印象的な跨線橋の下まで行って停止。

本線方向から車両基地方向へとポイントが切り替わり、車庫線へと入ってくる。

「駅区境界」「一旦停止」という標識の前でとまる。DE10の脇には構内係員の姿もある。このとき、時計は16時08分。

木次鉄道部の車庫は、本線側から1・2・3・4番ピットと並んでいる。この日は、1番ピットにゆっくりと入っていった。

車内では、木次鉄道部の部員たちが、車庫移動と同時に車内清掃なども行っている感じ。

奥出雲おろち号の編成が1番ピットに収まると、すぐにゴミ出しや手作業洗浄などが始まる。このとき、時計は16時13分だった。

木次駅に15時57分についた奥出雲おろち号は、15分ほどの間で車庫に入ってしまうから、回送シーンをみたい人はゆっくりあわてずチェックしてみて。

―――ちなみに、車庫の裏手はこんな感じ↓↓↓ 3番ピットだけ線路がにょきっと車庫から大きくはみ出してる。

こんな光景も、駅のまわりをゆっくり歩いてみないと、出会えないから、木次線の旅は途中下車して、ゆっくり歩いて、おいしい地元グルメ、スローな雰囲気にひたってみて。

◆島根の時間 まとめ
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