ありゃ何ですか?【私鉄に乗ろう 69】

2018.10.24

【私鉄に乗ろう 69】広島電鉄 宮島線 その1(6)

0.6kmで草津南駅。1924年(大正13年)宮島線が廿日市町まで延伸された時に開業しています。当初は、荒手駅でしたが、中央魚市場前駅、中央市場駅と変わり、1979年(昭和54年)から草津南駅になっています。ここは相対式ホームになっています。

右手に、広島電鉄荒手車両基地があります。左手前は、2009年に営業運転を終えた連接車2000形が置かれていました。1962年広島電鉄製で、1974年に単車を繋げた連接車に改造されました。1編成しかありません。その右も連接車両3100形が2編成並んでいます。元は2両連接タイプの2500形を1985〜6年に大阪車輛工業で3両連接タイプに改造したものです。車体番号は「3103」は、1988年ドイツ人画家ジョー・ブロッケルホフのエアブラシ画が描かれ「ピースバーン号」として運行されましたが、画の塗装面の傷みなどから1995年には、3101、3102編成と同様の「ぐりーんらいなー」塗装になっています。

上り線に車両基地への引き込み線があります。その先には下り線への渡り線。

道路橋の下に商工センター入口駅。草津南から0.7km。右奥にJR山陽本線の新井口駅ホームが見えます。

1960年(昭和35年)に宮島線の車両基地が己斐から現在地に移設されました。その時に井口病院前として新規開業した駅。駅名も一時期荒手車庫前となりましたが1979年(昭和54年)からは、商工センター入口駅です。

ホームの広電宮島口寄りが一段高くなっているので、運転士さんに「ありゃ何ですか?」と尋ねたら「昔、普通の電車が運行していた頃の名残だよ」とのことでした。

0.6kmで井口(いのくち)駅。上りホームに普通電車用の高いホームが残っています。1924年(大正13年)宮島線が廿日市町まで延伸された時に開業しました。開業時は、井ノ口駅でした。現在の井口に改称された時期は不明。

下りホームには「高床式ホーム」はありません。

右にJR山陽本線が通っています。

むしろ筆者は、何度も山陽本線の車窓から横を走る広島電鉄の車両を、たぶんこの場所で観ていました。その時の印象は「路面電車なのに速いなぁ!」

1.2kmで修大附属鈴峯前(しゅうだいふぞくすずがみねまえ)駅。手前にはJR山陽本線との共同踏切があります。すれ違いにフル・グリーンの3900形が来ます。

駅名標。1941年(昭和16年)実践女学校前として開業。実践女学校(広島商業実践女学校)広島電鉄の前身広島瓦斯電軌が開校した学校です。その後は学校法人の名称変更等に合わせて、鈴峯女専前、鈴峯女子大前と駅名が変わり2015年から現在の修大附属鈴峯前になっています。基本は女子校ですね。

【私鉄に乗ろう 69】広島電鉄 宮島線 その2(7) に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


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