JR西日本和歌山支社は2022年8月31日、今年10月より白浜~新宮間限定で特急「くろしお」に自転車を分解せずに持ち込める新サービス「くろしおサイクル」を開始すると発表しました。

きのくに線では2021年9月から普通電車に自転車をそのまま持ち込める「きのくに線サイクルトレイン」を実施しており、利用者数が6,000人を超えるなど好評を博しています。

特急「くろしお」でのサービス開始は「電車の本数を増やして欲しい」「特急でも使えると嬉しい」「混んでいるときに気を遣う」といった利用者からの声を受けてのものといいます。

きのくに線サイクルトレインは御坊~新宮間、10月から始まる「くろしおサイクル」は白浜~新宮間で利用可能です

開始日は2022年10月1日(土)で、白浜~新宮間を走行する全ての特急「くろしお」が対象です。6号車を専用車両とし、白浜、串本、紀伊勝浦、新宮の4駅から乗降できるようにします。利用者は横並びの4列を追加料金なしで利用でき、A・B席に持ち込んだ自転車を固定するかたちとなります。

※最繁忙期などは設定されない場合があります。
※専用車両は1号車に変更になる場合があります。

乗車には乗車券と指定席特急券が必要で、利用する場合は事前にe5489、みどりの窓口、みどりの券売機などで「くろしおサイクル」の特急券を購入すればOKです。

自転車の持ち込み方やルールなどは、「JRおでかけネット」内のきのくに線サイクルトレイン公式サイトに掲載されています。

(画像:JR西日本)