JR東日本は2022年9月6日、「鉄道開業150年」の一環として「JR東日本トレインシミュレータ」早期アクセス版の配信を開始すると発表しました。

PCゲーム用プラットフォーム「Steam」に突然現れたことから話題になった本作ですが、JR東日本の発表によりますと、運転士が実際に訓練で使用する業務用シミュレータを一部加工したものとのことです。発表に「ご家庭で本物の運転体験をお楽しみいただけます」とある通り、シミュレータには実際の車両を用いて撮影した実写映像を使用。また車両や線路の音も同様に実車両を用いて収録したもので、実際の運転士が運転しても違和感のないリアルな走行音を体験出来るといいます。

早期アクセス版の配信開始予定日は9月20日で、配信路線は京浜東北線 南行 大宮~南浦和間、八高線 上り 高崎~群馬藤岡間。京浜東北線ではE233系1000番台、八高線ではキハ110系を運転することができます。価格は980円。

E233系1000番台の運転台

Steamの販売ページへの記載によれば、おおむね1ヶ月~3ヶ月ほど経過した後にフルバージョンの配信も予定しているとのこと。販売価格が上がるかわりに、運転できる路線が変更となるほか、外部コントローラへの対応も予定しており、さらにDLC(ダウンロードコンテンツ)を購入することで長距離の区間も運転できるようになります。

(画像:JR東日本)

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