福井の魅力が詰まった「福笑御膳」、県と崎陽軒がコラボ

都内で8日、福井県食材の魅力が詰まったお弁当「福笑御膳」に関する記者会見が行われました。

北陸新幹線の敦賀延伸に先立ち、福井県と崎陽軒がコラボ弁当を発売するというもので、開発にはBSフジ「小山薫堂 東京会議」のメンバーが協力しています。

杉本達治福井県知事もオンラインでご挨拶

「全国に誇る美食の宝庫といわれる福井県の食材の魅力が詰まったお弁当を食べて自然と笑顔になっていただきたい」

ADVERTISEMENT

お弁当にはそんな願いが込められており、福井県産食材の「ふくいサーモン」「甘えび」や、名産品の「小鯛のささ漬け」「へしこ糠」などが堪能できます。「しょう油入れのひょうちゃん」も小山薫堂さん、小宮山雄飛さん、米澤文雄さんが描いたデザインのものが登場。お弁当には全3種のうち1つが封入されます。

掛け紙の題字は小山薫堂さんによるもの。お弁当にはふくいサーモンの西京焼き、にしんの昆布巻き、甘えびの唐揚げ、羽二重餅にあんこを合わせた甘味など福井の美味いものが詰まっています。もちろん昔ながらのシウマイや筍煮なども……

「福笑御膳」は崎陽軒の予約サイトで受け付けます。予約期間は二段階に分かれており、3月1日~15日受け渡し分は2月22日10時から各日3日前の14時まで、3月16日~31日受け渡し分は3月8日10時から各日3日前の14時までとなります。

受け渡しは神奈川・東京を中心とした直営店舗150店舗(一部店舗除く)。また3月18日・19日限定となりますが、福井県アンテナショップ「ふくい食の國291」でも販売します。

価格は2,000円(税込)、購入は1会計につき1人3個まで。期間中に10,000個限定で販売します。

北陸新幹線敦賀延伸まで、あと1年

北陸新幹線に使用されるE7系/W7系(写真:ヒロキ / PIXTA)

現在は金沢止まりの北陸新幹線ですが、2024年春に敦賀延伸開業が予定されています。小松、加賀温泉、芦原温泉、福井、越前たけふ、そして敦賀の6駅が新たに登場し、首都圏と福井県は特急列車などへの乗り換えなしで結ばれるようになります。

<関連記事>
北陸新幹線「敦賀駅」の全景まもなく登場 整備新幹線最大規模、高さ約37メートルの駅舎
https://tetsudo-ch.com/12870438.html

そこで、福井県は「首都圏における認知度向上、誘客拡大」を目指し、首都圏で人気・発信力を有する崎陽軒とのコラボを打診。2022年7月19日に相互協力協定を締結しました。

首都圏では福井県×崎陽軒オリジナル弁当の開発・販売が行われますが、県内では崎陽軒のノウハウやコツを伝授された飲食店がフクイシウマイの開発を進めているそうです。