「東京駅」「品川駅」「渋谷駅」「新宿駅」「池袋駅」「上野駅」といった都内の主要なターミナル駅を環状線状につなぐのがJR東日本の山手線で、日本で一番有名な路線といっても過言ではないでしょう。

リクルートが運営するニュースサイト「SUUMOジャーナル」において、そのJR山手線の各駅の家賃相場を調査した結果が発表されました。

今回の調査では、山手線の30の各駅から、徒歩15分圏内にある、一人暮らし向け賃貸物件(専有面積10平米以上~40平米未満、ワンルーム・1K・1DK)の家賃相場を安い駅順にランキングした結果になっています。

(画像/SUUMOジャーナル編集部)

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調査概要 
【調査対象駅】SUUMOに掲載されているJR山手線沿線の駅(掲載物件が11件以上ある駅に限る)
【調査対象物件】駅徒歩15分以内、10平米以上~40平米未満、ワンルーム・1K・1DKの物件(定期借家を除く)
【データ抽出期間】2022/1~2022/12
【家賃の算出⽅法】上記期間でSUUMOに掲載された賃貸物件(アパート/マンション)の管理費を含む⽉額賃料から中央値を算出(3万円~18万円で設定)
※駅名および沿線名は、SUUMO物件検索サイトで使用する名称を記載しています

このランキングの路線イラスト化を見てみると、非常にわかりやすいですね。

(イラスト/SUUMOジャーナル編集部)

・山手線の北側の駅は比較的家賃が安く、南側はが高い駅が多いようです。

・東側の東京~田町間と、恵比寿~新宿は特に家賃が高いようです。

家賃が高い駅の周りには、確かに大きなオフィスビスが多くビジネス向けの街になっているので、結構駅から離れないと、住宅自体がないという駅が多いように感じます。

北側に関しては、山手線の駅の中ではリーズナブルな地域とはいえ、山手線外の駅や都下と比べると高い水準ではありますね。(この中で一番安い田端駅でも、ワンルームでも8.5万円~は必要ということになりそうです)

意外に思ったのは、大きなステーション駅である「池袋駅」や「上野駅」は、探してみると意外とリーズナブルな物件があるという事で、確かに住宅もそれほど駅から離れずに存在している気がします。

SUMOのこの調査結果によると、おすすめなのは

 南側にある駅のうち狙い目は高輪ゲートウェイ駅~目黒駅間の5駅! とのことです

確かにランキングを見てみると、
高輪ゲートウェイ駅(13位・家賃相場10万1000円)
品川駅(14位・同10万3000円)
大崎駅(12位・同10万円)
五反田駅(15位・同10万5000円)
目黒駅(16位・同10万8000円)
というように連続する5駅は、南側にあるにもかかわらず、他の駅の相場と比べると比較的安い家賃になっているのがわかります。

東京には非常に多くの駅があるのですが、できれば山手線に近いところで一人暮らしを考えている人は、、是非このようなランキングなどを参考にしてみると良いのではないでしょうか。

この調査の詳細は『SUUMOジャーナル』 内でご覧いただけます。
https://suumo.jp/journal/2023/03/13/194096/

(情報/画像 :株式会社リクルート)