留萌線ラストランは4両で運転 最後はヘッドマーク装着やお別れセレモニーなど
北海道の深川―留萌間(50.1キロ)を結ぶ留萌線のうち、石狩沼田―留萌間(35.7キロ)が2023年3月31日限りで廃止となります。
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JR北海道は15日、ラストランに向けた取り組みとして、増結やヘッドマーク掲出などの予定を公表しました。
【今後の予定】
・3月18日から30日までの13日間は全列車を1両増結し、キハ54形2両で運転。
・最終運行日となる3月31日は全列車3両増結し、キハ54形1両+キハ150形3両の4両で運転。
・最終運行日となる3月31日は留萌市、沼田町をイメージした「ヘッドマーク」を装着。
ヘッドマークは深川方には「留萌市」、留萌方には「沼田町」のものを掲出する予定です。デザインはそれぞれ次のようになっています。
○留萌市 名勝「黄金岬」と日本海に沈む夕日、カモメがモチーフ
○沼田町 町特産のトマトの赤を基調とし、NHKドラマ/映画『すずらん』のロケ地である明日萌駅がモチーフ

また最終運行日は留萌、恵比島の両駅でJR北海道がお別れセレモニーを実施。両駅周辺ではラストランのお別れイベントが行われるほか、一部駅では特製旗やペンライトによるお見送りなども予定されています。
(写真:STUDIO EST / PIXTA)