2023年3月18日、相鉄・東急新横浜線が開業しました。

新横浜駅発の初列車という大役を務めたのは、8両編成の相鉄21000系電車です。電車はあらかじめ新横浜駅の4番線に留置されており、4時過ぎにパンタグラフを上昇させて「各停」「浦和美園」と行き先を表示。新線開業に期待する乗客らを満載し、5時8分ごろに横浜駅を出発しました。

新線開業により相鉄・東急両線が新横浜駅(地下駅)で結ばれたことで、神奈川県央部および横浜市西部と東京都心部が直結、さらに7社局14路線からなる広域鉄道ネットワークが形成されます。

ADVERTISEMENT

相鉄線沿線からは都心部へよりスムーズに出かけられるようになります。たとえば海老名から永田町へは最速66分、大手町へは最速70分、湘南台から新宿三丁目まで最速59分など、時間短縮や乗り換え回数の減少による利便性の向上が図られます。

また都心部や相鉄・東急沿線から東海道新幹線新横浜駅へアクセスする場合も、菊名で乗り換えて横浜線で一駅だけ移動するといった手間がなくなり、より便利になることが期待されています。

<関連記事>もうすぐ開業 新綱島駅の周辺は激変中