源公も御前様もいませんが【駅ぶら05】京成金町線294
※2023年3月撮影
帝釈天参道を歩きます。左は、天明年間創業という鰻屋さん。「白河の清きに魚も住みかねて もとの濁りの 田沼恋しき」と詠われた田沼意次(たぬまおきつぐ)が失脚した頃から鰻を焼いていたのでしょうか。
このお店に飾ってあった縁起熊手が豪華で凄かったです。
※2023年3月撮影
帝釈天参道が続きます。平日の午後ですが寅さん人気で人出があります。
※2023年3月撮影
右に映画『男はつらいよ』の第一作(1969年)から第4作(1970年)まで店内で撮影が行われた「とらや」。(※店頭に書いてあります)おいちゃん(できれば初代の森川信さん)、おばちゃんに会いたくなります。
※2023年3月撮影
創業明治元年の飴屋さん。
※2023年3月撮影
これは2006年(平成18年)正月の帝釈天参道。凄い人出でした。そこかしこで御神酒が振る舞われていて筆者はすっかり良い御機嫌。(笑)
※2006年1月撮影
帝釈天、正式には経栄山題経寺という日蓮宗のお寺です。参道は二天門まで続きます。
※2023年3月撮影
境内に入って正面に帝釈堂。
※2023年3月撮影
二天門の北側に大鐘楼。残念ながら2022年(令和4年)に亡くなってしまった源公(佐藤蛾次郎さん)が鐘をついていました。
※2023年3月撮影
御神水。
※2023年3月撮影
こちらが本堂の祖師堂、ご本尊は大曼荼羅。右は釈迦堂(開山堂)。
※2023年3月撮影
南大門から退出しました。
※2023年3月撮影
では寅さんが川面を見ていた江戸川の土手に行きます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京成電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料:『京成電鉄85年の歩み』(1996年/総務部編)『京成電鉄100年の歩み』(2009年/経営統括部編)他