関東の花の名所「あしかがフラワーパーク」(JR 両毛線あしかがフラワーパーク駅すぐ)では、大藤が昨年よりも1週間程度早く開花を迎え、4月5日が大藤の開花日となり、園の大藤として観測史上最も早い開花日を記録しました。そのためパークを運営する(株)足利フラワーリゾートは、「ふじのはな物語~大藤まつり2023~」の日程を早め、2023年4月12日(水)~5月14日(日)の開催とすることを発表しました。

昼間の大藤

あしかがフラワーパークをご存じですか

関東でも有名な花の名所で、特に藤の花の咲く時期には、樹齢160年という600畳敷きの藤棚を持つ大藤や、長さ80mもの白藤のトンネル、きばな藤などを見るために、全国各地から多くの観光客が訪れます。近年大人気のアニメ「鬼滅の刃」の中で、鬼が苦手として近寄れないのがこの藤の花です。このアニメに出てくる風景に似た景色を見るために、幅広い年齢層が訪れる場所にもなっています。
パークの紹介によると、

栃木県足利市堀込町(現:朝倉町)に「早川農園」として1968年に開園し「250畳の大藤」として愛されておりましたが、都市開発の為 1997年に現在の足利市迫間町に移設し「あしかがフラワーパーク」 としてオープンしました。園内の拡張整備も進み、現在は 100,000㎡ の敷地面積となっています。園のシンボルである大藤は日本の女性樹木医第一号である塚本こなみ氏によって移植され、大藤(当時樹齢130年)の移植は前例がなく常識を超えた移植プロジェクトに全国から注目を集め、日本で初めての成功例となりました。また10月下旬より開催されるイルミネーション「光の花の庭」は夜景コンベンションビューローが認定する日本三大イルミネーションに選ばれ、2016年から2022年まで7年連続で全国1位を獲得。四季折々、数多くの花々で彩られており年間で 150万人 以上の来園者が訪れます。

とのことです。移植された大藤は、現在でも多くの花を咲かせて来客者達を楽しませてくれています。

◎うす紅藤(さくら色の目映い藤) 【例年見頃】4月中旬~4月下旬頃(うす紅藤は4/3に当園の観測史上最も早く開花となりました!)

うす紅藤

◎大藤(栃木県指定天然記念物) 【例年見頃】4月下旬~5月上旬頃

夜の大藤

(写真:足利フラワーリゾート)

【あしかがフラワーパーク 鉄道でのアクセス】
JR両毛線「あしかがフラワーパーク駅」徒歩3分(JR上野駅からは、JR東北本線にて小山駅で両毛線に乗り換えとなります)

 鮮やかな白色がきれいな「白藤」や、「きばな藤」など、追加の写真は こちら からご覧いただけます [写真追加記事] | (tokyo chips)  

いかがでしたか?今後の天候次第で見頃時期が早くなることも予想されるようですので、webなどで花の様子を調べてからスケジュールを立てた方が良いかもしれません。小さなお子様から、おじいちゃんやおばあちゃんまでが一緒に楽しめる場所ですので、是非、訪問をしてみてください。

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