2022年の会場風景(写真提供:横須賀市観光協会)

〝のりもの〟をキーワードに、地域の魅力を発信するイベント「よこすかYYのりものフェスタ2023」が2023年6月3、4の両日、神奈川県横須賀市のJR横須賀駅と駅近隣のヴェルニー公園、それに海上自衛隊横須賀基地(横須賀地方総監部)の3会場を中心に開かれる。鉄道関係では、JR東日本横浜支社と京浜急行電鉄が出展。JR横須賀駅2番ホームでの車両展示や、社員が考えたゲームなどで鉄道に親しんでもらう。

横須賀線開業120周年を記念して、2009年に「YYスカ線フェスタ」の名称で初開催。翌2010年から現在の名称になったが、2020年からの2年間は新型コロナで中止、2022年に復活した。横須賀市観光協会が主催、JR横浜支社、京急、横須賀市、横須賀商工会議所などが実行機関として催しを企画する。

JR横浜支社は横須賀駅に4両編成の電車を展示、車内では電車のおもちゃによる「駅にぴったり停めよう!ゲーム」、「出発進行!ゲーム」などで楽しんでもらう。来場者が写真撮影できる、フォトスポットコーナーも用意する。

JRは駅近隣の保守基地で、線路突きかためのマルチプルタイタンパーなどの鉄道工事用車両を展示、体験イベントも開催する。ヴェルニー公園では、子どもたちを乗せて走るミニ電車を運転する。

京急は、ヴェルニー公園に出展。マスコットキャラクターの「けいきゅん」が出演を予定するほか、鉄道グッズを販売する。

京急バスが参加するヴェルニー公園の「自動車ゾーン」、海上自衛隊基地の一般公開も呼び物だ。開催時刻は両日とも9時30分~16時(JRの車両展示は11~14時)。入場自由だが、一部催しは整理券が必要。

記事:上里夏生