サッカーJ1リーグ 浦和レッズ(浦和レッドダイヤモンズ)とトップパートナー契約(胸スポンサー)を結び、今季11シーズン目をむかえる、地域密着型総合住宅メーカー ポラスグループ。

ポラ猫や建築士アニメのテレビCMでも知られるポラスグループが、2023年3月期決算発表会を埼玉県越谷市の本社で開催。

中内晃次郎代表らが発表した内容から、新築マンション・戸建て分譲住宅、中古再生、リフォーム、建築デザインなどのトレンドがみえてきた。

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ここで、ポラスグループの2023年3月期のおもなトピックスをチェックしていこう。

分譲住宅契約棟数が11年連続で2,000棟(2,431棟)

ポラスグループ2023年3月期は、資材価格、エネルギー価格の高騰で、これまでの住宅需要が変化するなか、創業から掲げる「地域密着」「農耕型経営」を推進し、顧客・取引先ひとりひとりとのつながりを大切にしてきたことで、紹介による成約割合が向上。

売上高は7期連続で過去最高となる初の連結売上3000億円を超え、経常利益は2年連続で300億円超えに。

たとえば、「居・食・住」をテーマに人・自然・地域・農家とつながり合うことで新たな街づくりを手がけた「北浦和みのりプロジェクト」や、さまざまな縁によって暮らしを豊かにする「NOEN(ノエン)柏-逆井」などの分譲地を始めとする、コミュニティ・環境・地域特性を活かした先進的で魅力ある街づくりが評価され、11年連続の2,000棟超え、過去2番目の売上棟数(2,792棟)をマークした。

また、マンションでは、初のグッドデザイン賞を受賞、分譲マンション提案に加えて、地域コミュニテを育む取組みとして先輩住民と新たな住民をつなげる「草加ウェルサイドガイド」により、4年連続キッズデザイン賞を受賞している。

注文契約棟数が、3年連続で600棟(635棟)

「体感すまいパーク柏』に PO HAUS 和美庵モデルハウスを増設。4か所の体感すまいパーク毎に開催している集客イベントが奏功し、来場予約数が増加。

土地探しから建築までワンストップでの住まい提案が評価され、3年連続で600棟超えとなった。

プレカット外販売上棟数が39,096棟で過去最高を更新

またこのポラスグループ2023年3月期には、ポラスグループ初の九州本社のポラテック九州を設立。ポラテック西日本の九州地域のプレカット事業を承継し、事業をスタートさせた。

さらに、坂東工場の機械更新にともなう生産力強化、全国的な木材不足が解消され、前年度の富士工場・佐賀工場の増設などで、外販売上棟数が過去最高に。

不動産売買仲介事業は、売買仲介手数料が過去最高を更新

いっぽう、八潮・金町・戸田の3か所に新たに営業所を出店。

取引平均価格のアップに加えて高い手数料率により、売買仲介手数料が過去最高も更新した。

また、中古再生専門部署「Re:polusPJ課」の立上げにより、中古再生物件の契約棟数が前年比132%と大幅に増加した。

リフォーム事業は、受注高、売上高共に過去最高となる初の100億円超え

既契約者からのリピート契約も伸長。

補助金活用を含めた改修提案及びエネルギー価格の高騰による太陽光発電、蓄電池の需要が高まり受注が増加し、受注高・売上高ともに過去最高となる、初の100億円超えを記録した。

賃貸仲介事業は、賃貸仲介手数料が過去最高を更新

コロナの行動制限緩和にともない、企業の人事異動や社宅契約等の賃貸市場の動きをとらえ、賃貸仲介件数が前年比107%と増加。

反響対応の強化による来店予約数の増加、電子契約を導入し、契約までの期間短縮により賃貸仲介手数料が過去最高を更新した。

世界3大デザイン賞「iFデザインアワード2023」住宅建築カテゴリー受賞

直近では、ポラスグループのデザイン力も評価された。

グッドデザイン賞は2年連続受賞(通算74点)し、分譲地「結美の丘」がグループ初となる「ベスト100」に選出された。

また、オリコン顧客満足度でNo.1を5年連続受賞(建売住宅ビルダー首都囲部門)。Muse Design Awards では、ゴールド賞を4物件で受賞した。

いっぽう、世界からの評価も。

IDA(International Design Awards)では、銀賞1物件、銅賞4物件、佳作6物件。LICE(London Intemational Creaive Competition)では、佳作3物件という受賞数をマークした。

そのほか、多数の海外アワードを受賞。建設マスター受賞者は11人目、建設ジュニアマスター受賞者は7人目に。

2024年3月期の展開にも注目

ポラスグループは、2024年3月期の展開についても説明。

「先の読めない時代が続くなかでも、エリア価値の向上をめざし、ユーザーに心から満足される地域に根差した魅力的な街づくりと安全・安心、環境に配慮した暮らし方の提案」で、次のような展開を図りながら、売上3,100億円、経常利益270億円を計画している。

◆コミュニティ醸成、環境、防災など住まい価値を向上させる街づくりの提案

◆埼玉西部地域に初となる「体感すまいパーク朝霞」をオープン予定(9月)。5か所の体感すまい。パークを中心としたエリア戦略による受注拡大。

◆全国6工場の生産能力(月産199,500坪)と木材の供給力や応用力を活用し、2025年4月施行の4号特例縮小を見据えメーカー、地域ビルダー、工務店~構造計算や耐震シミュレーション等の先進的な提案によるプレカット市場のシェアアップ。

◆不動産売買仲介、リフォーム事業、賃貸管理等のグループ第3の柱を確立するため各事業のシェア拡大。

◆4年ぶりの通常開催となる第37回南越谷阿波踊りの支援を通じた地域貢献。

―――説明会のなかで、こうしたトピックス以外で印象的だったのは、浦和レッズファンがポラスの存在を認知し、その事業内容や将来性をみて入社してくる新人たちが、全体の10%もいるという。