小田急ロマンスカー・MSE(写真:tarousite / PIXTA)

小田急電鉄と東京メトロはこのほど、小田急線・千代田線の相互直通運転開始45周年を記念し、ロマンスカー・MSE(60000形)を使用する記念ツアーを実施すると発表しました。

出発日は2023年8月27日(日)。行路はこの日だけの特別なもので、往路は2018年まで運行されていた千代田線直通種別「多摩急行」と同じ唐木田を起点に、小田急線の複々線区間や千代田線の地下区間を走り、北千住駅から地上へ抜けて荒川を渡り、綾瀬駅を目指します。

復路は喜多見電車基地を経由して海老名駅に向かうコースに。電車基地では小学生を対象とした車掌アナウンス体験や乗務員室での運転台見学が予定されています。

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旅行プランは乗車のみの「ライトコース」、追加でMSEを撮影できる「がっつりコース」、さらに追加で小田急9000形(※)を見学・撮影できる「プレミアムコース」の3つに分かれており、各コースいずれも昼食用のお弁当とお持ち帰りグッズが用意されているとのこと。なお、「ライト」は小学生でも参加できますが、「がっつり」以上のコースは中学生以上が対象です。

※小田急9000形は初代相互直通車両として活躍した通勤車両。他社線への乗り入れを前提に開発されており、デザインも当時の小田急電鉄としては独特なものでした。2006年に引退しており、公開は引退以来初めて。車内は当時のまま残されているということです。

申込は小田急旅の予約サイトで、2023年8月4日(金)12時30分から先着順で受け付けます。

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