※2023年9月撮影

トップ画像は「南平丘陵公園」入口。開園午前9時、午後16時には閉園と表示されています。

公園の案内図。日野市で最も広い公園です。後でエライ目にあいますが、要点は「この図からは高低差が全く読み取れない」ことがです。

※2023年9月撮影

まずは公園管理棟の高さまで上ります。たいしたことない? でも猛暑日に約40段の階段はそれなりにキツいですよ。(笑)

※2023年9月撮影

管理棟は閉まっていて無人の様でした。

※2023年9月撮影

管理棟の前を過ぎてさらに緩やかな斜面を上って行きます。

※2023年9月撮影

青い屋根は「炭焼き小屋」。

※2023年9月撮影

横に日野市の説明板がありました。以下はその内容です。

「萌芽更新材による炭焼きについて

市内の雑木林は、都市化のため薪や肥料の源としての役割が無くなりました。雑木林は、20年生くらいの周期で幹を切り、芽ふきをさせて新しく再生をはかるのが良い管理法です。市ではこれから公共緑地を対象にこの萌芽更新法を計画的に進めようとしています。

萌芽更新の際に切り出される材木をここで炭焼きして、その木炭を水路に装置し水質浄化に役立てるリサイクル計画を発想しています。

市内の雑木林を守りながら、水路浄化に向けるこの事業にご理解とお力添えを期待します。

日野市緑と清流課」

かつては「入会地(いりあいち)」として村落共同体(入会集団)が薪炭・用材・肥料用の落葉などを共同利用することで定期的な伐採が行われ、里山は長年維持管理されてきました。しかし近代化で石油などへの急激なエネルギーシフトが起こり里山は放棄されました。一方で住宅材として価値の高いスギ、ヒノキなどの人工林に姿を替えてしまったのです。

「東府中駅」の散歩で訪れた「浅間山公園」にも「雑木林を維持するための萌芽更新」が掲示されていました。「里山の雑木林」は人間の手が入らなければ維持できないのです。

斜面にベンチなどが列べられています。

※2023年9月撮影

「炭焼き小屋」の手前に「ひょうたん池 展望台」の案内板があります。日野市観光協会の案内があります。

※2023年9月撮影

ここから登り坂を上がっていきます。多摩丘陵の自然を満喫できます。

しかし、迂闊なコトに、筆者は暑さに耐えられずこの日もビーチサンダル(島草履)でプラプラ歩いていました。

※2023年9月撮影

「蹴上(階段1段の高さ)」がバラバラな丸太で作られた階段をビーチサンダルで登るのは無謀以外の何ものでもありませんでした。しかし、出直すのも面倒なので我慢して登りました。(笑)

※2023年9月撮影

次回も階段を登ります。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料

・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)

・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他

下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました

・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)

・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)