滋賀県内で唯一新幹線がとまる駅で、東海道線と北陸線が接続する、国鉄時代よりも前から鉄道の要衝としてにぎわった街―――米原。

滋賀県 琵琶湖の東にある鉄道ターミナル―――米原は、途中下車して訪れたい絶景スポットがいろいろある。

たとえば、滋賀県の母なる湖 琵琶湖をはじめ、新幹線からもその雄大な姿をみせる滋賀県内最高峰 伊吹山、絶景の連続ルート 伊吹山ドライブウェイ、美しい小川と古町がおりなす中山道 61番目の宿場町 醒井宿、そして琵琶湖の東にある三島池……と、米原は通過しちゃいけない。

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こうしたスポットを紹介する前に、まずは鉄道好きが米原駅でおりて30分もあればゆっくりみてみたいのが、新幹線の安全を守るJR東海 米原保線所 米原電気技術センターや、網干総合車両所 宮原支所 米原派出所。

名前は長くてむずかしいけど、要はかんたん、車両基地。それを公道からぐるっとみてまわれる↓↓↓

三線軌条がある新幹線 米原保線所を外からいろいろな角度でながめる

まずは米原駅西口から歩いて10分。JR東海 新幹線 米原保線所 米原電気技術センターへ。

ここは新幹線の保線車両が集結する基地で、東海道線などを伝って在来線で運ばれてきたバラストなどが、狭軌の在来線と標準軌の新幹線の線路を結ぶ授受連絡線を介してこの米原保線所にやってくる。

だから、この米原保線所には、転車台や三線軌条(狭軌+標準軌)もある。構内にはバラスト積込線やマルタイ線などもある。

昼間に外からみていると、夜中の作業にむけてスタッフたちがメンテナンスする姿もみえる。

米原機関区・米原客貨車区の面影、網干総合車両所 宮原支所 米原派出所

さらにここ新幹線 米原保線所からもう10分ほど歩くと、かつての米原機関区・米原客貨車区の面影残す、網干総合車両所 宮原支所 米原派出所がみえてくる。

昼間、電留線には新快速などの運用で兵庫・大阪・京都・滋賀を横断する225系がひと休み中。

と、そこへ頭上に683系の姿が……。これは電留線のすぐ脇を走る東海道線 特急しらさぎ で、終点 名古屋へむけてダッシュする姿。

ローザンベリー多和田 銀河鉄道ミルキーウェイにも乗ってみて!

米原駅東口 北びわこ広域レンタサイクルで1日500円のレンタサイクルを借りて、English Garden ローザンベリー多和田へ行く時間もおすすめ。

ここ「五感で感じる自然の癒し」をテーマとした English Garden ローザンベリー多和田は、イングリッシュガーデン、バラと宿根草の庭、フェアリーガーデンなど、英国庭園を全身で体感できる空間がいろいろ。

食事の時間も英国ふうに。しかも、CHEF’S by ROSA&BERRY、カフェEASY TIME、スイーツスタンド、バーベキュー、ヒルサイドカフェ、TEA PASTRIES など、多彩なスタイルで楽しめるのもうれしい。

さらに冬季は、関西最大級のイルミネーションといわれる「ローザンイルミ」も開催中。

ぜい乗って欲しいのが、銀河鉄道ミルキーウェイ。イルミネーションで幻想的に輝く街のなかを、きらきらの蒸気機関車列車で空中散歩してみて。

伊吹山の姿を水面に逆さに映す、三島池で深呼吸

そして、米原駅からJR東海の名古屋方面行き電車に乗って2つ目、東海道線 近江長岡駅から路線バスで10分に、“滋賀のもうひとつの秘境”がある。

ここは、伊吹山の姿を水面に逆さに映す、三島池。極上のリラックス時間―――。

いまから700年ほど前に、農業用水池として造られた楕円形の池で、県の天然記念物に指定されている「マガモ自然繁殖の南限地」。

三島神社との関係が深く、昔から鳥獣や魚貝類が保護されてきた。

桜や紅葉の名所として知られ、春の桜が開花するころは、近江長岡駅も通過しちゃいけない。伊吹山と三島池とサクラがおりなす絶景を、ここで体感してみて。

―――ということで、滋賀県 琵琶湖の湖北エリアも、鉄道といろいろなモビリティを組み合わせて、陸海空と多彩なステージに発見や衝撃がいっぱい。気になる最新情報は公式サイトをチェックして、旅してみて↓↓↓

◆長浜・米原・奥びわ湖を楽しむ観光情報サイト
https://kitabiwako.jp/

◆シガリズム 湖北エリア の魅力
https://shigarhythm.biwako-visitors.jp/kohoku/index.html

◆滋賀へ行く鉄道旅
https://tetsudo-ch.com/tag/shiga

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