1959年に誕生した鉄道玩具「プラレール」が65周年を迎えることを記念し、タカラトミーは13日、『その想像を駆動させる』プロジェクトの内容を発表した。2024年3月16日には山形新幹線「E8系」のデビューにあわせプラレール「E8系」を発売するほか、JR東日本とタイアップし様々なイベントを実施する。

目玉企画は「JR東日本 プラレールスタンプラリー2024」だ。昨年実施したコラボスタンプラリーをさらにパワーアップさせ、首都圏の駅をめぐる10駅コースと新幹線コースを用意した。

10駅コースでは首都圏の22駅にスタンプを設置、参加者はこのうち10駅を好きなように巡る。スタンプを集め、指定されたゴール店舗(NewDays)で買い物をした方にオリジナルラバーキーホルダーをプレゼントするほか、応募者から抽選で200名に「E235系山手線(クリアVer.)」をプレゼントする。

ADVERTISEMENT

新幹線コースでは「福島」「軽井沢」「越後湯沢」の3駅をスタンプを設置。1駅巡って指定のNewDaysで買い物をすれば、「E3系新幹線つばさ(クリアVer.)」をプレゼントする。ただし各駅ごとにもらえる「つばさ」車両は異なり、福島駅は先頭車、軽井沢駅は中間車、越後湯沢は後尾車だ。もちろん後尾車には連結器もついているため、E8系と連結して遊ぶこともできる。

スタンプラリーの実施期間は2024年4月5日(金)~6月2日(日)まで。賞品の引換は翌3日まで。詳細はスタンプラリーの公式Xアカウントなどで発信する。

また、5月から「山手線プラレール号」が走り始める。車体各部にプラレール65周年や4月から始まる「JR東日本 プラレールスタンプラリー2024」ロゴのデザインなどを施したもので、運行期間は15日(水)までの約2週間。リアルタイムの走行位置は「JR東日本アプリ」で確認できるようにする。

都内で13日に開催された記者発表会では、『その想像を駆動させる』プロジェクト公式アンバサダーに謎解きクリエイターの松丸亮吾さんらが就任することも発表。プラレールを使ったチャレンジ企画「プラレールからの挑戦状」を実施し、YouTubeやXなどのSNSアカウントで発信していく。

左からタカラトミー・富山彰夫副社長、謎解きアンバサダー・松丸亮吾さん、JR東日本 小川治彦常務
会場には3月16日に発売する「E8系」プラレールほか、1959年に発売された初代車両や路線を幾何学模様に構築した三谷純教授の幾何学プラレールなども展示された