東急電鉄は、2024年3月16日(土)から土休日限定で「東急線キッズパス」の通年販売を開始します。

子育て世代の負担軽減を目的として導入するもの。対象は6歳以上、12歳未満の小児(13歳未満の小学生も含む)で、お値段は100円です。きっぷは東急線各駅の自動券売機から、小児用PASMOで購入することができます。

通常の「東急線ワンデーパス」は小児390円のため、土休日に限れば本きっぷを使うことで東急線が7割以上お得に乗れる計算です。同社は「より多くの子育て世代のお客様にご利用いただき、継続的な負担軽減に取り組みます」としています。

東急線キッズパス ポスターイメージ(画像:東急電鉄)

過去にも販売実績あり

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東急電鉄がこうした小児用のおトクきっぷを発売するのは今回が初めてではありません。実は2022年6~8月にも「東急線キッズ100円パス」を販売しており、このときの販売枚数は合計24日間で約3.3枚にのぼったそう。

利用者を対象とするアンケートでは、約20%がこのきっぷをきっかけに鉄道を利用したと回答。途中下車が増えるなど沿線の回遊促進にも効果が出ていたことが確認されています。

この他の子育て支援策として、東急電鉄では2024年4~5月、同年10~11月の期間限定で、東急線の通学定期券購入金額に対し通常の約5倍となる20%のTOKYU POINTを加算する取り組みも実施するとのことです。

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