鉄道ファン垂ぜんの変なホテル小松駅前の「新幹線ルーム」=イメージ=(写真:HIS)

今週の鉄道ニュースは、北陸新幹線の福井・敦賀延伸開業一色。新幹線絡みで、こんな情報はいかが?

旅行会社のHIS(正式にはHISホテルホールディングス)は2024年3月14日、石川県小松市の変なホテル小松駅前に「新幹線ルーム」をオープンした。キャッチフレーズは、「壁も、カーテンも、ベッドも、新幹線だらけ。JR小松駅隣接のホテルで新幹線に囲まれよう!」。

変なホテルは、HISグループが2015年のハウステンボスホテル(長崎県佐世保市)で打ち出した新ブランド。ロボットが接客したり、AI(人工知能)が活躍する次世代型ホテルを、「変な(「進化する」)」のネーミングに託した。

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2020年12月に開業した小松駅前は、北陸エリア2施設目の変なホテル。新幹線延伸にあわせた話題づくりで、いわゆる鉄道コンセプトルームを開設した。

室内はカーテン&壁、ベッド、ぬいぐるみ、おもちゃ、書籍(マンガ)と、すべて新幹線づくし。テレビゲームは「電車でGO! PLUG&PLAY2 山陽新幹線編EX」で、北陸新幹線ではないが新幹線運転士気分を味わえる。

ベッドはシングル2台で、両親と子ども2人といったファミリー旅行での宿泊が可能。

同じ変なホテルでは2024年2月、京都八条口駅前に「新幹線コラボルーム」が誕生し、本サイトでも紹介されている。

今回新設の新幹線ルームは、「令和6年能登半島地震」からの観光復興を目指して、2024年3月16日に始まった「北陸応援割」の対象施設。割引価格で宿泊できる。ホテルは北陸新幹線と、在来線のJR北陸線を引き継いだ第三セクター・IRいしかわ鉄道の小松駅前。小松空港からも、路線バスで20分足らずと便利だ。

記事:上里夏生

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