品川からわずか1駅3分。JR大井町駅直結の広大な再開発エリア「大井町トラックス」に、新たな旅の拠点「ホテルメトロポリタン 大井町トラックス」が2026年3月28日(土)にグランドオープンします。
最大の魅力は、客室やレストランから眼下に広がるJR東日本の巨大な車両基地。「鉄道のまち」大井町のDNAを継承した食堂車風のダイニングや、地上100mのルーフトップバーなど、単なる宿泊を超えた体験が待っています。今回は、鉄道ファンならずとも心躍る、最新ホテルの内覧レポートをお届けします。

コンセプトは「自然の安らぎと旅の好奇心」

5階メインエントランスから入ってすぐのフォトスポット

5階のメイントランスから一歩足を踏み入れると、グリーンと「TOKYO Oimachi」のサインが目に飛び込んでいます。「旅の思い出を持ち帰ってほしい」という思いから設けられたフォトスポットで、デイベッドやハンモック、丸太が設置された空間で、気軽に記念撮影を楽しめます。

木や緑といった自然素材を多く取り入れたラウンジ

ラウンジには木や緑といった自然素材を多く取り入れ、旅のひとときをくつろいで過ごせる空間に。BGMはインストゥルメンタルではなく、ボーカルが入った曲をセレクト。人のあたたかみが感じられるようにという配慮です。

ラウンジの暖炉(通常は日没から火を入れますが、今回は見学用に早い時間から火が入っています)

ラウンジには「旅の好奇心」をくすぐる暖炉を設置。炎の揺らぎを眺めながら、旅の疲れを癒します。

鉛筆を削る心地よさを五感で楽しめるライティングセットを販売

サイドには、旅にまつわるアートワークをテーマとしたディスプレイスペースも。地球儀やコンパス、鉄道や飛行機の模型を展示するとともに、ホテルのオリジナルグッズも販売しています。三菱鉛筆が地元企業であることから、ライティングセットも販売。客室にも鉛筆をセットしてあり、鉛筆を削る感触や香り、書き味を楽しめます。

レセプションバーではホテルのオリジナルカクテル(ノンアルコール)などを提供

レセプションには宿泊者専用のバーを併設しており、ウェルカムドリンクを飲みながらくつろげます。

車両基地を「借景」にする唯一無二の贅沢

「The TAILOR YARD MAIN DINING」からの景観。取材時は山手線が「出勤中」のため少し本数が少なかったのですが、宿泊すれば早朝には、山手線が勢揃いの光景を見ることもできます

「ホテルメトロポリタン 大井町トラックス」最大の特徴は「鉄道の原風景」を現代的なラグジュアリーへ昇華させたこと。目の前に広がるのは、JR東日本の広大な車両基地。鉄道ファンのみならず、都市の躍動感を楽しみたいすべての旅行者にとって、新しい宿泊体験となるでしょう。

トンネル・食堂車・車両基地がつながる

サイン点灯時の5階エレベーターホール

エレベーターホールは、鉄道のトンネルをイメージ。ボタンを押すとヘッドライトのように点灯するサインもポイント。エレベーターホールの先には、ヨーロッパの食堂車をイメージしたデザインのレストランがあり、大きな窓の先には車両基地があります。トンネル・食堂車・車両基地がシームレスにつながる空間構成です。

車両基地を望むレストラン

5階「The TAILOR YARD MAIN DINING」店内カーゴ席

食の体験も「鉄道旅」がテーマになっています。5階の「The TAILOR YARD MAIN DINING」は、かつてのヨーロッパの食堂車をイメージした内装が特徴です。

5階「The TAILOR YARD MAIN DINING」店内ボックス席

店内にはボックス席やカーゴ席が配置され、車両基地を眺めながら、鉄道旅のようなひとときを過ごせます。

「世界の朝食を巡る旅」をテーマとしたビュッフェ

朝食は和食を含めて3ヶ国から選べるメインプレートにプラスして、約50種類のビュッフェを用意。6ヶ国の多彩な料理がずらりと並びます。

ハーフビュッフェスタイルのランチメニュー

ランチはメインディッシュとビュッフェを組み合わせたハーフビュッフェスタイル。「ふわとろシュリンプオムライス 海老のカプチーノソース」や「グラスフェッドビーフ ハラミ肉のステークフリッツ」などを楽しめます。

全6品の「ニュークラシック シェアディナー」

夕食はフレンチビストロスタイル。全6品の「ニュークラシック シェアディナー」は「フォアグラブリュレ」お皿に乗せられるだけ盛れる「オードブルヴァリエ」前菜盛り合わせ、「旬魚のブイヤベース」「グラスフェッドビーフハラミ肉の「ステークフリッツ」「スキレットフォッカッチャ」「焼きたてマドレーヌ」にコーヒーか紅茶も付き、満足感があります。

アフタヌーンティの季節ごとにテーマを変更して通年で実施するとのこと

季節のフルーツをふんだんに使ったアフタヌーンティも提供します。3~6月のテーマは「マンゴー×抹茶」。トレインビューとともにスイーツを楽しめます。

地上100メートルのルーフトップバー

26階「The TRAVELERS HOUSE ROOFTOP BAR」店内

最上階26階には、地上100メートルのルーフトップバー「The TRAVELERS HOUSE ROOFTOP BAR」が誕生しました。

「The TRAVELERS HOUSE ROOFTOP BAR」で味わえる「ティキカクテル」

ラムをベースにしたティキカクテルと、スパイスやトロピカルフルーツをアクセントにしたポリネシアンテイストのメニューを提供します。

26階「The TRAVELERS HOUSE ROOFTOP BAR」屋外テラスからも車両基地がよく見えます。夜はライトアップされた様子を楽しむことも
26階「The TRAVELERS HOUSE ROOFTOP BAR」屋外テラスにも暖炉が設置されていました

「森の秘境」をコンセプトに、屋外テラスには暖炉や滝の演出も。都会の夜景とともに揺らぐ火を眺める贅沢な時間が過ごせます。

客室から車両基地を見下ろす「トラックスビュー」

バルコニー付きのトラックスビュー・スイート(画像:日本ホテル)

6~13階・全285室の客室は、ミレニアル世代をメインターゲットとし、デザインコンセプトは「心躍るやすらぎ」。「FOREST COTTAGE(森小屋)」をイメージした、ウッドとグリーンが調和する落ち着いた空間です。

客室にいながら鉄道ビューを満喫できる贅沢

最大の目玉は、北側の「トラックスビュー」客室。眼下には幾重にも重なる線路と車両基地が広がり、その先には東京タワーや高層ビル群が輝く、大井町ならではのパノラマビューを楽しめます。開業を記念した「TRACKS-VIEW 確約ステイ」プランも用意されており、チェックインした瞬間から鉄道の世界に浸ることができます。
客室タイプはスイート、ツイン、キングと多彩で、一部にはバルコニー付きの部屋も。都会の真ん中で「森の安らぎ」を感じながら、鉄道の躍動を眺めるという非日常を堪能できます。

鉄道の歴史と未来が交差する「ホテルメトロポリタン 大井町トラックス」。鉄道ファンならずとも一度は訪れたい、大井町の新しい顔の誕生です。ぜひ、この特別な空間で「新しい旅」を始めてみてください。

文・写真:斎藤若菜

(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

【関連リンク】