KTR8500形(2024年3月報道試乗会時)

京都丹後鉄道のKTR8500形は、2024年3月ダイヤ改正でデビュー。元JR東海の特急「ひだ」「南紀」で活躍したキハ85系の内外装ほぼそのままで運行しています。

現在は土日の特急「たんごリレー」としての運用がメイン。宮福線(宮津~福知山)や宮豊線(宮津~豊岡)では見かけますが、宮舞線(宮津~西舞鶴)は夜しか走りません。

そんなKTR8500形が、ついに営業列車として日中に宮舞線を走る日がやってきます。

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京都丹後鉄道を運行するWILLER TRAINSは27日、宮津市と連携し、旧国鉄宮津線(現在の宮舞線)の開業100周年を記念したイベント「ぐるっと探検宮舞線」を開催すると発表しました。

イベントは4月12日(金)~14日(日)の3日間で5駅1施設で開催。写真展や鉄道部品の展示、運転体験、鉄道やバスの乗り方教室、鉄道写真家中井精也さんの講演会などのほか、KTR8500形に乗車券のみで乗れる記念運行も行うということです。

KTR8500形の記念運行は4月14日(日)、丹後あかまつ号のダイヤで実施。乗車券だけで乗れるようにするほか、絶景で知られる「奈具海岸」の一時停車、「由良川橋梁」での徐行運行も行うということです。

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