東京駅にある東京メトロ丸ノ内線の改札を出て、JR東京駅の丸の内地下中央口へ向かうとき、ちょっと寄り道したいお店がある。改札を出てから北を向いてみよう。そこに「茅乃舎」があるはずだ。

「茅乃舎」といえば2024年4月にX(SNS)で人気のマンガ「ちいかわ」で「かっ…茅乃舎でもダメかなァッ!」というセリフが登場したのは記憶に新しい。普段から料理をするシニア層には名の知られたブランドだが、若者の立場からすると高級感や敷居の高さからなかなか手を出しづらい印象がある。

そんな「茅乃舎だし」を手軽に味わえるのが、東京駅グランスタ丸の内にある茅乃舎の「だしスープスタンド」なのだ。自慢のだしスープを紙コップに注いでもらい、テイクアウトできる。昨年11月には「全駅に設置してほしい」というSNS上の投稿が話題になった。

グランスタ丸の内の「茅乃舎 東京駅店」外観(写真左側にスープスタンド、右側には2023年10月から茅乃舎だしを楽しめるレストラン「お椀や」が出店している)

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2024年5月現在販売中のメニューは、250円の「和風しょうが」「洋風オニオンチーズ」、400円の「和風かき玉」「洋風クリーミー」の4種類。外で東京駅の丸の内駅舎を見ながら飲んでもいいし、新幹線や在来線特急の旅のおともにもぴったりだろう。駅弁に味噌汁が欲しいとき、テイクアウトできるだしスープはとても便利な一品だ。

筆者は基本的にホットコーヒーしか飲まないので、自動販売機から「HOT」飲料が消えるこの季節はスタバやコンビニコーヒーのお世話になりがちだ。そんなときに温かいだしという選択肢があると嬉しい。少なくともコーヒーと比べたら胃が荒れないし、なんとなく「丁寧な暮らし」を送っているような気分にもなる。

東京駅以外のだしスープといえば、東京都中央区にあるにんべんの「日本橋だし場」も有名だ。鉄道でのアクセスなら東京メトロ銀座線の「三越前駅」A6出口から徒歩1分と近い。「茅乃舎」なら2024年5月12日まで代官山で「母の日ポップアップショップ」を展開しており、そちらでもだしスープを楽しめる。

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