不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」が、「2024年 LIFULL HOME’S みんなが探した!住みたい街ランキング」を発表しました。

2023年における実際の問合せ数からユーザーの「本気」で住みたい街を算出したものです。今回は首都圏における「買って住みたい街ランキング」TOP200内の駅を路線別に集計。「住みたい街が多い鉄道路線ランキング首都圏・地下鉄編」と、上位にランクインした路線ごとの住みたい街TOP5を取り上げています。

(※調査期間は2023年1月1日~2023年12月31日、対象エリアは東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)

買って住みたい街が多い首都圏の地下鉄路線ランキング

「買って住みたい街が多い鉄道路線ランキング首都圏地下鉄編」で見事1位に輝いたのは都営大江戸線です。トップ200に9駅がランクインしていました。

都営大江戸線は東京都練馬区の「光が丘」から新宿区の「都庁前」までのルートと、「都庁前」から2方向での環状運行をしている路線で、沿線には東京国立競技場や東京タワー、両国国技館、築地市場などの観光名所があります。

次いで2位となった東京メトロ東西線もランクイン数は8駅ですので、全体的に僅差の結果となった中でもこの2線は特に人気が高かったことがうかがえます。

では、1位となった都営大江戸線の中でのランキングトップ5を見てみましょう。

都営大江戸線内ランキングTOP5

都営大江戸線の中でも1位となったのは勝どき駅です。こちらはなんと、「買って住みたい街ランキング」で2020年から5年連続1位を獲得しています。

その人気の秘訣は、物件の価格・広さ・規模における優位性や、新橋や銀座などの主要エリアへの電車・バスのアクセスのよさ、子育てがしやすい施設が整っている駅周辺の環境などが挙げられます。

また、都心にありながら隅田川や東京湾に近いため、川沿いや海辺の散策ができるのも魅力の1つです。

2位以下の駅に関しても選ばれる理由として挙げられているのは、やはり主要エリアへのアクセスのよさと周辺施設の充実度合いでした。また、路線別ランキングトップ5の各線におけるランキングと比較しても、都営大江戸線は唯一3桁順位の駅がない路線となっているため、沿線地域の人気ぶりがうかがえます。

東西線内、日比谷線内のランキングTOP5

東京メトロ東西線は、東京都中野区の「中野」から千葉県船橋市の「西船橋」までを結び、「大手町」「日本橋」など都心へのアクセスから多くの通勤や通学客に利用されています。利便性の高さに加え、江戸風情の残る街や外国人にも人気の高い街から学生街まで、街ごとにがらりと表情が変わる個性豊かな路線です。

東西線の駅では、南砂駅が1位を獲得、2位は神楽坂駅、3位には浦安駅がランクインしました。

日比谷線の駅では、北千住駅が1位、2位に三ノ輪駅、3位には八丁堀駅がランクインしました。

東京メトロ日比谷線は、東京都足立区の「北千住」から目黒区の「中目黒」までを繋ぎ、沿線には「築地」「銀座」「霞が関」「六本木」があり、多面的な東京を感じられます。さらに東武線への直通運転を行っているため埼玉県久喜市まで乗り換えなしでアクセスできる利便性が高い路線です。

調査概要
・期間:2023年1月1日 ~ 2023年12月31日
・対象エリア:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県
・集計:LIFULL HOME’Sに掲載された 購入物件のうち、実際の問合せ数を駅別に集計
・平均価格(買って):問合せのあった購入物件(2LDK)の中央値を60㎡あたりに換算

東京メトロや都営地下鉄など、地下鉄沿線で住まいを探す際の参考にしてみてください。

(鉄道チャンネル)

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