北陸トンネル完成・敦賀~福井間電化祝賀列車 1962(昭和37)年 敦賀(写真提供:鉄道博物館)

埼玉県さいたま市大宮区の鉄道博物館が、企画展「日本海縦貫線100年展~知られざる大動脈~」を開催します。会期は2024年10月12日(土)~2025年1月27日(月)。JR東日本とさいたま市が後援、京都鉄道博物館が協力。

2024年は日本海側への鉄道が通じてから140年、そして羽越本線が全通し、関西から日本海沿いに青森までを結ぶ「日本海縦貫線」が形成されてから100年という節目の年です。

本企画展は、それぞれ異なる目的で建設された北陸本線・信越本線・羽越本線・奥羽本線が「日本海縦貫線」として機能し、東海道・東北ルートと並ぶ日本の鉄道の骨格を形成する鉄道ルートとして成長してきたあゆみ、各線の地域との関わり、果たしてきた役割を紹介するものです。

展示資料にまつわる特別なイベントの開催や、館内レストランでのコラボメニュー、企画展図録や日本海縦貫線沿線の駅弁販売、「日本海縦貫線100年」記念オリジナルグッズの販売も予定されています。

【期間】
2024年10月12日(土)~2025年1月27日(月)

【会場】
鉄道博物館本館2Fスペシャルギャラリー1

JR大宮駅よりニューシャトル
「鉄道博物館(大成)駅」下車、徒歩1分

【入館料】
入場料は無料ですが、入館料が必要です。当日料金は大人1,600円、小中高生600円など。当日券も購入できますが、オンライン入館券の事前購入がおすすめです。障害者手帳等、各種利用券等をお持ちの方は入館券の事前購入不要。直接鉄道博物館のエントランスカウンターへ。

子供も大人も楽しめる!特別イベントも開催

企画展開催にあわせ、小さい子供から大人まで楽しめるイベントも予定されています。

◆学芸員と一緒に展示車両をめぐる企画展ガイドツアー

担当学芸員と一緒に展示室や日本海縦貫線に関連する展示車両(クハ481形・モハ484形・クモハ455形・ED75形)を巡りながら、企画展の解説を楽しめます。

先着順で定員20名程度。参加希望の方は開始5分前に本館2Fスペシャルギャラリー前へ集合。

[日時]
2024年10月12日(土)、11月3日(日・祝)、11月24日(日)
14:00~15:30

[場所]
本館1F車両ステーション、本館2Fスペシャルギャラリー1

◆日本海縦貫線で、めざせ青森!

日本海縦貫線をモチーフに大阪から青森まで自分がコマになる、企画展オリジナルの大きなすごろくゲーム。日本海縦貫線の駅名や歴史に関するすごろくを体験しながら楽しく学ぶことができます。

定員各回5組(1組4名)まで。開始30分前に会場にて配布する整理券で参加できます。

[日時]
2025年1月4日(土)、1月5日(日)
①11:00~11:30
②14:00~14:30

[場所]
場所本館2Fステンドグラス前

◆縦貫線を走った名列車たち~ヘッドマーク特別取付け~

日本海縦貫線を走った列車のヘッドマークをクハ481形電車、ED75形電気機関車に取付けます。期間中、ヘッドマークの展示替えを行います。

[期間]
2024年10月12日(土)~2025年1月27日(月)

[場所]
本館1F車両ステーション

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