箱根のダイナミックさを擬似体験できる1900分の1のスケールマップ=イメージ=(画像:ロマンスカーミュージアム)

鉄道系展示施設の夏休みイベントも今がピーク。小田急海老名駅直結のロマンスカーミュージアムでは2025年7月16日~9月15日の2か月間、「ロマンスカーミュージアムで箱根にサマートリップしよう!」が開催されている。ロマンスカーで向かう神奈川県箱根の楽しさを発信する。

ミュージアムが、今夏のイベントで売り込むのが「箱根ゴールデンコース」。ロマンスカーが到着する箱根湯本を起点に、強羅、早雲山、桃源台、芦ノ湖、根町港のルートで箱根を一周する。移動手段の箱根登山電車、ケーブルカー、ロープウェイ、観光船(海賊船)、バスはいずれも小田急箱根が運行する。小田急グループは60年以上前の1960年、「箱根ゴールデンコース」を制定した。

【参考】
2022年の鉄道事始めは「小田急ロマンスカー」で 箱根を「観光型MaaS」でめぐる EXEαから登山鉄道に乗り継ぐ(前編)【コラム】
https://tetsudo-ch.com/12071570.html

イベントの目玉が、ミュージアムに登場する約1900分の1のスケールマップ。そういわれてもピンとこないが、マップサイズは45.5平方メートル。和室でいえば、28畳敷きの大広間だ。

会場では、期間限定で文化体験ワークショップも。夏休みの自由研究にも最適な「箱根寄木コースターづくり」で伝統工芸の寄木細工に挑戦など。

また、今週末の2025年7月26、27日には(日)には、箱根登山電車総合運転所員が箱根の乗り物を紹介。催しの詳細はロマンスカーミュージアムのホームページで案内する。

記事:上里夏生

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