三種の神器の一つ、草薙神剣をお祀りする熱田神宮。2026年の幕開けを告げる初詣の計画を立てている方も多いのではないでしょうか。例年、熱田神宮周辺は激しい混雑となりますが、特に2026年1月1日から1月18日までは駐車場が完全閉鎖となり、許可車両以外は利用できないため注意が必要です。
参拝の強い味方となるのが名古屋市営地下鉄です。上飯田線を除く全線で大晦日から元旦にかけて終夜運転(約30分間隔)が実施されます。一方で、JR東海や名鉄は終夜運転を行わないため、深夜参拝には注意が必要です。本記事では、警察が発表した最新の交通規制図とともに、賢くスムーズに参拝するためのアクセス情報を解説します。

1月18日まで駐車場は完全封鎖「クルマでは行かないで!」

熱田神宮の発表によると、2026年1月1日(木)~1月18日(日)まで、熱田神宮の駐車場は許可車両以外利用できません。初詣期間中は周辺道路も全面駐車禁止となり、警察による取り締まりが強化されます。現地では「電車・バス・タクシー・地下鉄をご利用下さい」と強く呼びかけられています

なお、バス専用駐車場については1月6日(火)から利用が可能となるほか、車祓いの受付は1月16日(金)から再開される予定です。

「眠らない地下鉄」に乗って神様へご挨拶!JRと名鉄は寝てるから気をつけて

公共交通機関を利用して参拝する場合、大晦日~元日にかけての運行状況に注意が必要です。

名古屋市営地下鉄:大晦日の終車後から元日の始発にかけて、上飯田線を除く全線で終夜運転を実施します。運転間隔は約30分です。

JR東海・名鉄:終夜運転は実施しません。大晦日も通常の土休日ダイヤ等で運行が終了するため、深夜に参拝を予定している場合は注意が必要です。

地下鉄を利用する場合、最寄りは名城線の「熱田神宮西駅」または「熱田神宮伝馬町駅」となります。

規制図はここだ!迷える子羊にならないための地図

交通規制の日時は以下の通りです。

12月31日~1月1日:午後11時~元日午前3時まで
1月1日・2日・3日:午前9時30分~午後3時30分まで
1月4日・5日:午前9時30分~午後4時30分まで

この時間帯は、熱田神宮周辺の一部道路が歩行者用道路となり、車両の通行が禁止されます。

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「熱田神宮」概要

住所:愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
初詣交通規制期間:2025年12月31日~2026年1月5日
駐車場閉鎖期間:2026年1月1日~1月18日
最寄り駅:名鉄「神宮前駅」、JR「熱田駅」、地下鉄名城線「熱田神宮西駅」「熱田神宮伝馬町駅」

2026年の幕開け、熱田の杜で清々しい気持ちで新年を迎えたいものですね。繰り返しになりますが、三が日の周辺道路は大規模な規制が行われ、駐車場は利用できません。大晦日~元旦朝に訪れる場合には、名古屋市営地下鉄を賢く活用し、防寒対策を万全にしてお出かけください。皆さまにとって、素晴らしいご縁に恵まれる1年となりますように!
(画像:愛知県熱田警察署・熱田神宮、TOP写真:daysgoby_JPN / PIXTA)

鉄道チャンネル編集部
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