伊予灘・四国まんなか千年ものがたりのグリーン車指定席が「e5489」で予約可能に 秋は四国で絶景と美食を巡る極上の旅を

日常から少し離れて、どこか遠くへ出かけたくなる週末。四国の美しい海や緑深い秘境を駆け抜ける人気の観光列車「伊予灘ものがたり」「四国まんなか千年ものがたり」のグリーン車指定席が、2026年10月ご利用分からJR西日本のネット予約「e5489」で予約可能になります。予約が簡単に行えるWebサイトも9月に公開されるということで、この秋は四国旅にチャレンジしてみませんか?
【参考】「四国まんなか千年ものがたり」でスイーツ食べまくり旅【JR四国】出発編(※2020年3月掲載) https://tetsudo-ch.com/10118490.html
【参考】2代目「伊予灘ものがたり」お披露目 キハ185系ベースの観光列車 3号車「陽華の章」グリーン個室は必見!(2022年2月掲載) https://tetsudo-ch.com/12189442.html
秋の行楽シーズンに朗報!「e5489」で叶うスマートな列車の旅
2026年10月2日(金)のご利用分から、「伊予灘ものがたり」と「四国まんなか千年ものがたり」のグリーン車指定席が、JR西日本のネット予約サービス「e5489」で予約できるようになります。専用Webサイトは9月に公開予定。予約開始は9月2日(水)午前10時から。
スマートフォンからいつでもどこでも空席状況を確認し、サッと予約できるのは本当に心強いですね。特に「週末どこ行こう?」と思い立った金曜日の夜、ベッドの中で旅の計画を立てるようなシーンにぴったり。
ただし、注意点も。車内では予約したきっぷの受け取りはできないため、乗車前に必ず受取可能な駅できっぷを発券しておく必要があります。また、地元の恵みが詰まった「事前予約制食事」はe5489では予約できないため、別途公式Webサイトやアプリ「tabiwa by WESTER」から4日前までに手配する必要があります。
また、「伊予灘ものがたり」3号車「陽華の章」の貸切個室「Fiore Suite」は対象外となっています。
夕日と海風に心ほどける「伊予灘ものがたり」

四国の西側、穏やかな伊予灘に沿って走る「伊予灘ものがたり」。レトロモダンな車内に一歩足を踏み入れると、まるで映画のワンシーンに迷い込んだような錯覚に陥ります。運行区間は松山~伊予大洲・八幡浜。朝の光が眩しい大洲編から、夕日が海面をオレンジ色に染め上げる道後編まで、1日4便がそれぞれの時間帯ならではの表情を見せてくれます。
沿線の恵みを味わい尽くす、極上の車内グルメ
景色と一緒に楽しみたいのが、地元食材をふんだんに使った車内のお食事です。
「双海編」で提供されるのは、内子杉の特製重箱に彩り豊かな料理が詰まった和洋折衷の「和杉膳」。レストランからりの片山料理長が手掛けるこの御膳には、緑茶を練り込んだ茶そばと愛媛県産の天然真鯛を合わせた「鯛麺」など、こだわりの品々が並びます。
一方、「道後編」では、松山市の「Petit Paris」が手掛けるアフタヌーンティー「伊予灘の菓織箱」を提供(※2026年7月8月の限定メニュー)。白あんと生クリームのムースに桃のゼリーを重ねた「もものムース」や、伊予柑の香りが爽やかな特製紅茶「伊予灘 View Tea」など、優雅な午後のティータイムを約束してくれます。さらに車内販売では、徳島名物フィッシュカツバーガーなどの軽食や、地酒の飲み比べセットも充実。あれもこれもと、つい目移りしてしまいますね。

※2026年8月23日時点の情報です。時期によって提供されるメニュー等は異なりますので、予約時はJR四国の「伊予灘ものがたり」ホームページで最新の情報をご確認ください。
【伊予灘ものがたり】ホームページ https://iyonadamonogatari.com/
沿線の人々の温もりに触れる、心通うおもてなし
そして、「伊予灘ものがたり」最大の魅力と言えるのが、沿線地域の人々による温かいおもてなしです。
双海編で立ち寄る伊予上灘駅では、地元の方が特産物を販売していたり、可愛らしい犬や猫の「福駅長」がお出迎えしてくれることも。ホームから、あるいは窓越しに手を振ってくれる地元の方々の笑顔に触れるたび、「来てよかったな」と心がぽっと温かくなります。最終便となる「道後編」で終点の松山駅に着いた後は、道後温泉に足を伸ばして旅の余韻に浸るのも最高の締めくくりですね。
歴史と大自然が交差する「四国まんなか千年ものがたり」

四国の内陸部を縦断する土讃線。香川県の多度津駅から徳島県の大歩危駅までを駆け抜けるのが、「四国まんなか千年ものがたり」です。この路線の沿線には、弘法大師の生誕地である善通寺や、古くから信仰を集める金刀比羅宮、そして平家落人の伝説が残る秘境・祖谷地方など、文字通り千年を超える歴史と文化が息づいています。
列車のコンセプトは、かつて徳島の人々がお弁当を持って野山に出かけた風習になぞらえた「おとなの遊山」。日常の慌ただしさをそっと手放し、車窓から吉野川の清流や山々の深い緑を眺めながら過ごす時間は非日常の贅沢です。トンネルを抜けるたびに表情を変える里山や渓谷の景色。その美しさに、思わず時間を忘れて見入ってしまいます。
四季の移ろいを映し出す、和の心あふれる車内空間

車内は「日本のたたずまい」をデザインコンセプトにした、古民家風の落ち着いた空間。各号車ごとに四季のテーマが設けられており、足を踏み入れた瞬間から特別な時間が始まります。
若葉の芽吹きをイメージした1号車「春萌(はるあかり)の章」は、褐色の室内に新緑色のソファが鮮やかに映えます。
2号車「夏清(なつすがし)の章」「冬清(ふゆすがし)の章」では、徳島の伝統工芸・藍染めを床フローリングのカラーモチーフにしており、長さ7mのベンチソファを配置。囲炉裏を囲むような団らんの場を演出しており、グループでの賑やかな旅にぴったり。
そして、色づく山々や熟れた果実を思わせる3号車「秋彩(あきみのり)の章」は、徳島県産の杉材に包まれた凛とした空間に紅葉色のソファが並びます。

地元の恵みがぎっしり!「おとなの遊山」を味わう至福の食事
多度津から大歩危へ向かう下り列車「そらの郷紀行」では、金刀比羅宮が運営するレストラン「神椿」のシェフ特製、「さぬきこだわり食材の洋風料理」を提供。讃岐三畜や旬の地元野菜を使った彩り豊かなプレートが、旅の気分をさらに盛り上げます。
一方、大歩危から多度津へ戻る上り列車「しあわせの郷紀行」のお楽しみは、日本料理「味匠 藤本」の料理長が監修した「おとなの遊山箱」。三段の重箱に地元食材にこだわった料理や甘味がぎっしりと詰め込まれており、フタを開ける瞬間のわくわく感はたまりません。

記念日や大切な人との旅行なら、「花束&メッセージサービス」を利用してサプライズを仕掛けるのもおすすめ。アテンダントがテーブルにお花とメッセージを届けてくれる心温まる演出は、きっと忘れられない思い出になりますよ。
※2026年8月23日時点の情報です。時期によって提供されるメニュー等は異なりますので、予約時はJR四国の「四国まんなか千年ものがたり」ホームページで最新の情報をご確認ください。なお、2026年9月4日から事前予約料理メニューが替わります。
【四国まんなか千年ものがたり】ホームページ https://www.jr-shikoku.co.jp/sennenmonogatari/
「e5489」でさらに身近になった四国のものがたり列車。流れる景色と美味しいお食事、そして地元の人々の笑顔に会いに行く、とっておきの週末旅を計画してみませんか?
(TOP画像:伊予灘ものがたりのパンフレットより)
鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)
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