2026年の夏休み、どこへお出かけするかもう決まりましたか?エクスペディア・グループが世界数百万人のリアルタイムデータをもとに発表した、2026年夏の最新旅行トレンドレポート「Unpack ’26 Summer」から、驚きのキーワードが明らかになりました。
今夏は北米での世界的大規模サッカーイベントにより、開催地であるアメリカ・ダラスへの検索数が 6,655%増 という異次元の盛り上がりを見せる一方、その熱狂の裏で「混雑を避けてお得に楽しむ“逆張り”の国内コスパ旅」が急浮上しています。なんと、人気の観光地である「福岡」や「奈良」「京都」のホテル平均宿泊単価が最大で 35%も下落 しているのです。
本記事では、都心から小田急ロマンスカーや北陸新幹線でサクッと行ける大注目エリアから、世界的なブームとなっている「ロケ地巡り旅」の穴場スポットまで、この夏の旅の予算とクオリティを劇的に変える最新トレンドを分かりやすく紹介します。

国内旅行が大ブーム!アクセスの良さがカギを握る

「箱根」「金沢」など鉄道移動が便利な観光地が上位に

今年の夏は世界的に国内旅行への関心が高まっており、SNSの投稿数も前年比で77%増加しています。エクスペディアの検索データによると、都道府県別では全国各地からアクセスしやすい「東京都」が48%増でトップに立ちました。次いで日本最大の湖・琵琶湖を擁する「滋賀県」(32%増)がランクインしています。

神奈川県の「箱根」芦ノ湖(写真:PIXTA)

市町村別で見ると、都心からのアクセスが抜群な温泉地「箱根」が51%増で1位を獲得。また、歴史とアートの街「金沢」も36%増と注目を集めています。

2026年夏 注目の国内旅行先

【アクセス抜群の箱根】
トップに輝いた神奈川県「箱根」は、新宿~箱根湯本を小田急ロマンスカーで乗換なしで移動できる圧倒的な利便性が魅力です。石川県「金沢」も北陸新幹線の延伸効果が定着し、首都圏だけでなく敦賀で乗り継ぐ関西・中京圏からの旅行者が増えていることが伺えます。

「金沢」 日本3名園の一つ「兼六園」(写真:鉄道チャンネル)

サッカー熱狂の裏で 混雑回避の「コスパ旅」が急浮上

この夏は北米で世界的な大規模サッカーイベントが開催されるため、アメリカやメキシコへの旅行需要が急増中です。日本戦が行われるアメリカの「ダラス」への検索数は、前年同期比でなんと6,655%増という驚異的な伸びを記録しています。

お得に静かに楽しむなら「福岡」「奈良」が狙い目

一方で、そうした熱狂や混雑を避けて「コスパの良い静かな旅」を選ぶ賢い旅行者も増えています。ホテルの平均宿泊単価が大きく下がっている注目のエリアとして、日本からは「福岡」(35%下落)、「奈良」(30%下落)、「京都」(15%下落)が上位にランクインしました。

【世界9か国のデータ】サッカーイベント期間中に注目される「混雑回避コスパ旅」の旅行先

【地方をお得なきっぷなどでゆっくり周遊】
イベント開催地のホテルが高騰する中、あえてオフピークのエリアを狙うのは旅の鉄則。福岡や奈良・京都といった関西・九州エリアは、私鉄各社のお得な周遊きっぷやフリーパスが豊富に揃っています。東京⇒博多と新幹線で一気に移動し、現地ではローカル線を乗り継ぐのんびり旅が、今年の夏のトレンドになりそうです。

「奈良」奈良公園(写真:PIXTA)

映画やドラマの舞台へ!「ロケ地巡り旅」が世界的に定着

動画配信サービスの普及により、人気ドラマや映画の舞台を訪れる「ロケ地巡り旅」が世界的なブームとなっています。
イギリスの古典文学を原作とした映画が公開されたことで、イギリスの「ヨークシャー」への旅行検索数が60%増加しました。また、パリを舞台にした人気ドラマの新シーズンで舞台がローマに広がったことを受け、イタリアの「ローマ」への検索数も配信後2か月間で35%増加しています。

2026年夏のロケ地巡り旅におすすめの旅行先

【聖地巡礼が世界的に広がる】
日本の鉄道・アニメファンにとっては「聖地巡礼でローカル線に乗る」のはすっかりおなじみの光景ですが、これが世界的な旅行トレンドとしてデータに表れているのは非常に興味深い現象です。お気に入りのシーンに思いを馳せながら、現地の列車に揺られてロケ地を目指すプロセス自体が、旅行の最大のエンターテインメントに昇華していると言えます。

今年の夏は、アクセスの良い国内で手軽に楽しむも良し、混雑を避けてお得な古都を満喫するも良し。皆さんはどんな旅を計画していますか?トレンドを参考に、とっておきの夏の思い出を作ってくださいね。
(画像:エクスペディア・グループ)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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