
京都・嵐山と亀岡を結び、保津川渓谷の渓谷美を間近に望む嵯峨野トロッコ列車で、沿線の紅葉や山々を鮮やかに照らす秋恒例のライトアップ「光の幻想列車」が2026年10月24日(土)からスタートしました。
1991年の開業以来親しまれてきた現行車両(ディーゼル機関車+客車)は2026年12月29日(火)をもって完全引退し、2027年春には新型トロッコ列車へと刷新されるため、レトロな木製ベンチや裸電球の温もりとともにこの幻想的な夜景を楽しめるのは今シーズンが最後となります。最寄りはJR嵯峨野線の嵯峨嵐山駅で、隣のトロッコ嵯峨駅まで徒歩約5分。期間中は夕方に臨時列車も走りますが、乗車券は乗車日の1か月前の0時から公式サイトで売り出され、駅窓口での事前販売はありません。
夜のトロッコはいつ走るのか」「紅葉シーズンの席はどう確保すべきか」を検討中の方に向けて、点灯時間や夕方以降の臨時便(嵯峨野81〜92号)の運行カレンダーをはじめ、片道880円の乗車券を「乗車日1か月前の午前0時」に公式サイトで確実に予約するポイント、窓ガラスのない5号車「リッチ号」まで分かりやすくお伝えします。
10月24日から点灯!光の幻想列車2026の概要と見どころは?
現行車両で見られる最後のライトアップ
光の幻想列車は、嵯峨野観光鉄道が毎年行っている沿線のライトアップとイルミネーションです。夕暮れから光に照らされる紅葉や、色とりどりの光で浮かび上がる保津峡の山々を、トロッコ列車の車窓から楽しめます。

点灯は2026年10月24日(土)〜12月29日(火)の16時30分から最終列車までです。12月16日(水)は運休します。嵯峨野観光鉄道によると、トロッコ亀岡駅16時30分発の「嵯峨野16号」以降の列車から、ライトアップとイルミネーションを見られます。
今の車両は12月29日で引退し、2027年春に新しいトロッコ列車がデビューする予定です。ガタゴトと揺れる木の座席と裸電球のレトロな車内から光の景色を見られるのは、今シーズンが最後になります。

JR嵯峨嵐山駅から徒歩約5分!トロッコ嵯峨駅へのアクセスと夜の臨時列車
トロッコ嵯峨駅はJR嵯峨嵐山駅の隣、嵐電嵯峨駅からも徒歩約5分
始発のトロッコ嵯峨駅は、JR嵯峨野線(山陰本線)の嵯峨嵐山駅に隣接したレンガ調の駅舎です。嵯峨野観光鉄道の案内では、各駅への徒歩の目安は次のとおりです。
【各駅への行き方】(嵯峨野観光鉄道の案内より)
トロッコ嵯峨駅:JR嵯峨嵐山駅から徒歩約5分、嵐電嵯峨駅から徒歩約5分、阪急嵐山駅から徒歩約20分
トロッコ嵐山駅:JR嵯峨嵐山駅から徒歩約20分、嵐電嵐山駅から徒歩約20分、阪急嵐山駅から徒歩約30分
トロッコ亀岡駅:JR馬堀駅から徒歩約10分
トロッコ嵐山駅は駅から距離があるので、JRで来る人はトロッコ嵯峨駅から乗るのが便利です。トロッコ嵯峨駅には鉄道ジオラマ「ジオラマ京都JAPAN」や、SLを展示した「19世紀ホール」もあり、乗車前の時間を過ごせます。
夕方の臨時列車「嵯峨野81号・82号」、11月は「91号・92号」も
期間中はより多くの人が乗れるよう、臨時列車が走ります。
【臨時列車】嵯峨野81号・82号
運転日:10月24日(土)〜12月13日(日)、12月26日(土)・27日(日)
嵯峨野81号(下り):トロッコ嵯峨17時10分発→トロッコ嵐山17時13分発→トロッコ保津峡17時24分発→トロッコ亀岡17時38分着
嵯峨野82号(上り):トロッコ亀岡17時43分発→トロッコ保津峡17時55分発→トロッコ嵐山18時09分発→トロッコ嵯峨18時12分着
【臨時列車】嵯峨野91号・92号
運転日:11月14日(土)〜30日(月)、12月5日(土)・6日(日)
嵯峨野91号(下り):トロッコ嵯峨18時26分発→トロッコ嵐山18時29分発→トロッコ保津峡18時40分発→トロッコ亀岡18時54分着
嵯峨野92号(上り):トロッコ亀岡18時59分発→トロッコ保津峡19時11分発→トロッコ嵐山19時25分発→トロッコ嵯峨19時28分着

12月14日〜25日と28日・29日は臨時列車がありません(16日は運休)。紅葉の見頃と重なる11月中旬〜下旬は、臨時列車が2往復に増えます。
運賃は大人880円、乗車券は1か月前の0時から公式サイトで

【概要】「光の幻想列車」2026
点灯期間:2026年10月24日(土)〜12月29日(火)(12月16日は運休)
点灯時間:16時30分〜最終列車
区間:トロッコ嵯峨〜トロッコ嵐山〜トロッコ保津峡〜トロッコ亀岡
運賃(片道、区間にかかわらず均一):大人880円、小児440円
乗車券:乗車日の1か月前の午前0時から嵯峨野観光鉄道の公式サイトで発売
トロッコ列車の各駅の窓口では、事前に乗車券を売っていません。当日券はトロッコ保津峡駅を除く各駅の窓口で買えます。ただし満席で乗れない場合もあります。紅葉シーズンの週末や夕方の列車は混み合うため、乗る日が決まったら1か月前の0時に公式サイトで押さえておくのが確実です。
5号車の「リッチ号」は窓のない車両で、天井はガラス張り。風や音を間近に感じられる、開放的な車両です。ただし雨の日は濡れますが、車内で傘は差せません。乗車券を買うときに「5号車」を選ぶ必要があります。
帰りは、トロッコ亀岡駅からJR馬堀駅まで歩いてJR嵯峨野線に乗る方法と、上りのトロッコ列車で嵯峨へ戻る方法があります。往復とも乗る場合は、帰りの列車の乗車券も忘れずに確保しておきましょう。
今の車両で見る保津峡の光の景色は、この冬が見納めです。乗車券の発売日をチェックして、夜のトロッコ列車に乗ってみてはいかがでしょうか?
(画像:嵯峨野観光鉄道)
鉄道チャンネル編集部
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