国内外の鉄道会社・鉄道関連企業なども出展する、世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン」。その2017年開催の概要が5月30日、都内で発表されました。

5月30日の概要発表会見には、国土交通省 観光庁長官 田村明比古氏、日本旅行業協会 会長 田川博己氏、日本観光振興協会 理事長 久保成人氏、日本政府観光局 理事長 松山良一氏、文部科学省スポーツ庁 スポーツ統括官 平井明成氏、同省文化庁 文化財部長 山崎秀保氏、環境省 自然環境局長 亀澤玲治氏らが登壇。

今回で4回めとなるツーリズムEXPOジャパンは、2017年9月21~24日の間、東京ビッグサイトで開催。今回の開催テーマは、B to C向けが「見つけよう。旅の『新しいカタチ』」、B to B向けが「創ろう。ツーリズムの『新しいカタチ』」。2020年東京オリンピック・パラリンピックを視野に、新たな観光ビジネスの創出と発展を目指します。

ADVERTISEMENT

前年開催では、140の国・地域、1181企業・団体が出展し、来場者数は18万5884人を記録。鉄道会社では、JR各社をはじめ、全国の大手民鉄、世界各国の鉄道関連企業などが出展し、ステージショーやトークイベントなども開催されました。

日本旅行業協会 会長 田川博己氏は、会見で今年度開催の特徴について「海外旅行の魅力をアピール」「国内・訪日旅行の魅力をアピール」「スポーツツーリズムの気運向上」「グローバル商談会への挑戦」「インバウンドの強化」「国内展示でのDMO(Destination Management Organization)の出展強化」の6点をあげ、「観光を日本の成長エンジンへ、インバウンド4000万人時代の交流大国をめざす」と抱負を伝えました。