日立製作所で製造中のA-trainベース新型車両、相模鉄道20000系。東急線への乗り入れに対応した“ソウテツニマン”は、完成に向けて着々と製造がすすんでいます。その工程を動画で届ける相鉄YouTube公式チャンネル「【公式】SOTETSU 20000 SERIES MAKING MOVIE」で、最初の動画となる「相鉄新型車両20000系製作中(1)”COMING SOON”」が公開されました。

動画は、軽快なJAZZを後ろに流しながらスタート。映像には、日立 A-train の特徴のひとつ、アルミダブルスキン構造をはじめ、「相模(01編成)」「製作順No 7/10」「車種T2」といった手描きのタグ、スポット溶接シーン、前照灯部分の寄り、クレーンに吊られる側面構体、トラバーサーで移動する車両ボディ、塗装エリアでスプレーガンをあてる塗装工……などが映し出されます。

この公式チャンネル、1本目の意味を表す数字の1が表示されているので、このあと続編の第2編、第3編と続くようです。

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それにしても、相鉄20000系で気になるパーツのひとつに、前照灯のマウント位置があげられます。昨今、ホームドア設置などの理由で前照灯の高さは、ルーフに近い部分に置くのがトレンドですが、ソウテツニマンはこうした潮流に流れることなく、前照灯を腰位置に置き、曲線を多用したラインで構成しています。

また、5日に発表された同形式のイメージ画像は、「相鉄・東急直通線に対応した新型車」と打ちながら、種別・行き先は「急行」「横浜」です。