路面電車の日 at 荒川電車営業所

梅雨の晴れ間です。事前申込制で10時開始にもかかわらず8時半に荒川車庫前を降りたら熱心なファンが既に行列を作っていました。今日は、1954年(昭和29年)に登場した東京都交通局都電荒川線(東京さくらトラム)7000形の引退イベント「ありがとう7000形」が開催されるのです。

一般撮影会前に報道撮影

事前申込の撮影会が10時スタートですが、9時からメディアに撮影が許可されました。7001(赤帯)と7022(青帯)に挟まれて7002が並んでいます。

7022(青帯)側から。

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7001(赤帯)の横から。

昨日まで営業運転されていた7022(青帯)の車内には、まだ交通広告が残っていました。

7022(青帯)の車内には「ローレル賞受賞」が誇らしげに掲出されていました。

外の行列が予想外に長くなってしまった様で10時前でしたが、撮影会が始まりました。40人ずつ、10分間の入れ替え制です。

撮影会を報道陣が撮影しています。

10分間の持ち時間を最大に活かすためにカメラをかまえたファンはカメラ位置を替えて撮影に熱中しています。

都電おもいで広場でもイベントが開かれています。

「ありがとう7000形 おもいでコーナー」には思い出を書き込むことができます。

懐かしい車両があるので撮影を終えた方々が次々に入場して来ます。

鉄道むすめの姿も。

これはスゴイ!ダンボールで作られた都電の車両たちです。

撮影会は本日14時までです。快晴ではありませんでしたが、梅雨の晴れ間で良かった!

今年の3〜4月に愛称のアンケートを実施した結果、都電荒川線は「東京さくらトラム」という愛称になりました。こうして新しい愛称と共に車両も新しくなってゆきます。引退した7000形に替わって走る8900形、東京さくらトラムのヘッドマーク付です。

(写真・記事/住田至朗)