「38年間のロマンスカーの歴史を自宅で」

小田急エージェンシーは、2018年10月に引退した小田急の特急ロマンスカー7000形LSEの装備品を活用するプロジェクト「Romancecar Memorial Parts Project」を、10月20日スタート。

小田急のフラッグシップとして活躍し、多くの利用者に愛されたLSE。その車両で実際に使用されていた座席シートや座席テーブル、カーテンなどの車内装備品を、プロダクトデザイナーの手によって製品化。

このプロジェクトの第1弾は、シートの座面を使った「ロマンスチェア」や、車内のテーブルを活用した「ロマンステーブル」、カーテンを使った「ロマンスウォッチ」や「ロマンスTシャツ」など、全4種類。

きょう10月20日から特設サイト(https://www.odakyu.jp/romancecar/lse_memorial)で数量限定で販売開始。12月25日に発売を終了させる。

また、10月20・21日には、海老名駅に隣接する「海老名電車基地」で開催される「小田急ファミリー鉄道展2018」にて、試作品を展示する。

「Romancecar Memorial Parts Project」による販売収益の一部は、引退したロマンスカー3100形NSEを保存・展示する神奈川県開成町へ、車両の保存管理費用として寄付する。