東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催にあわせ、駅の改良工事がすすむ首都圏エリア。東京2020競技種目のうち、オリンピックのハンドボール、パラリンピックのバドミントンとウィルチェアーラグビーの競技会場に指定されているのが、国立代々木競技場です。

この国立代々木競技場の最寄り駅のひとつ、原宿駅でも工事が始まっています。6月末、明治神宮 南参道と、表参道(都道413号)を結ぶ「神宮橋」に立つと、明治神宮側の臨時ホーム付近に重機を置き、大がかりな工事が行われているのが見えました。

原宿駅では、年始のみ使用している臨時ホームを外回り専用ホームにし、線路・ホーム上に2層の駅舎を新設する改良工事が行われています。設計はJR東日本東京工事事務所、施工は鉄建建設。この工事が完了すると、コンコース・改札口・トイレなどが拡張され、混雑緩和が図られます。

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また、明治神宮側に新たに「明治神宮口」を新設。新たな原宿駅は、「表参道口」とともに東西に出入口を構えることに。今回、新設中の外回り専用ホームは、通路で竹下口改札にも接続します。