7月11日、内房線の車内。駅でドアが開いたさい、魚が腐ったような臭いが海風といっしょに入ってきました。連日の猛暑によって発生した、赤潮です。

東京湾は、10日ごろから気温上昇でプランクトンが異常増殖して起きる赤潮が発生し、波打ち際には魚の死骸が打ち寄せられていました。電車の中からも、海の色が赤褐色に変わっているのが確認できます。

沿線のサーフショップなどでは、赤潮で沖へ出ないサーファーやボードセイラーたちが陸で退屈な時間を過ごしていると思いきや、「なんでそこまで海に出たいのと思っちゃうけど、好きなんだろうね。オンショア(海から陸へ向けて吹く風)が強まるから、赤潮を気にせず海に出るウィンドサーファーもいるよ」といった声もありました。