小田急 参宮橋駅改良工事

参宮橋駅は、代々木の杜に佇む明治神宮への最寄り駅、明治神宮本殿までは徒歩約9分の場所に位置しています。代々木公園や参宮橋公園など駅付近は大きな街路樹や植栽にあふれた環境です。

発表された改良工事では『木と緑に溶け込む「杜」の玄関口』をコンセプトに、駅周辺の環境 との共生を図りながら木の温かみが感じられ、地域住民や利用者から愛され親しまれる駅を目指します。駅舎の外装を一新するほか、駅前空間の面積を拡大、トイレを全面リニュ ーアルするなど、機能性を向上させます。

リニューアル概要

《駅舎》
建物概要:延床面積 110m²(約33坪)
構造規模:鉄骨造 地上2階建(現在は平屋建)
※駅舎2階部は駅務室として使用します

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《上下ホーム上家》
現在のスレート屋根(※1)から折板屋根(※2)に変更するとともに、上家やホーム壁面等に木材を使用することでホームの快適性を向上させます。
※1 薄い板状の、粘板岩を加工した屋根材
※2 金属製の耐久性に優れた屋根材

《跨線橋》
外壁および階段床石を改修します。

《改札外コンコース》
現在の駅前空間を広くし、滞留スペースを創出します。

《トイレ》
女性トイレを洋式化するとともに手洗い箇所を増設します。

《工事期間》
着工:2018年11月
竣工:2020年9月 予定

【参考】参宮橋駅
1927年(昭和2年)4月1日開業 ※現駅舎は1970年(昭和45年)使用開始
平均乗降人員 15,546人/日 ※2017年度

約2年をかけての大がかりな改良工事。駅を使用しながらの魔法の様な工事が行われます。